トランプ氏が支持｜仮想通貨DeFiプロジェクトまもなく始動か

ドナルド・トランプ米大統領候補は30日、新たな暗号資産（仮想通貨）プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」について、まもなく詳細を発表することを示唆した。

同プロジェクトは、「ドナルド・トランプ氏が支持する唯一の分散型金融（DeFi）プラットフォーム」とされている。

DeFiは、ブロックチェーン技術を活用し、仲介者なしで金融サービス（貸借、取引、投資など）を提供する仕組みだ。​​​​​​​​​​

同プロジェクトでは、このDeFiの技術を利用し、「安全で高利回りの仮想通貨投資」を提供することを計画している。

トランプ息子2人が主導

このプロジェクトは、同氏の息子2人（エリック・トランプ氏とドナルド・トランプ・ジュニア氏）が主導していると考えられている。

ドナルド・トランプ・ジュニア氏は以前、DeFiの仕組みを利用し、既存の金融システムにおける問題に取り組むことを目指すと述べていた。

その後、「ザ・ディファイアント・ワンズ（以前の名前）」と呼ばれるプロジェクトを立ち上げ、Xおよびテレグラムアカウントも立ち上げていた。

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また、エリック・トランプ氏においては、トランプ一族の経営する不動産企業「The Trump Organization」が、公平にだれでもアクセスできる「デジタル不動産」プロジェクトの立ち上げも示唆していた。

仮想通貨に積極的な姿勢

同氏は、かつて仮想通貨を「詐欺」と言及していた。しかし近年は、積極的に仮想通貨を採用する姿勢へと転換している。

7月に行われた「ビットコイン・カンファレンス（別名：ビットコイン会議）2024」では、米国をビットコイン（BTC）超大国にするための計画を発表した。

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28日には、同氏の第4段となる非代替性トークン（NFT）コレクション「The America First Collection」もリリースした。

全2万3000点が販売され、初日の売上は200万ドル（約3億円）を超えている。