12月28日の仮想通貨ニュース|KLabがビットコインと金の購入開始

東証プライム上場のモバイルゲーム企業KLabは25日、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)と金の購入を開始した。
同社が12月5日に策定した「デュアル・ゴールド・トレジャリー戦略」に基づく第一歩。
第三者割当増資などで調達した約51億円のうち36億円を両資産の取得に充てる計画だ。
円安やインフレによる日本円の購買力低下を「サイレント・クラッシュ」と捉え、株主価値を守るための資産防衛策として位置付けている。
36億円規模でBTCと金を6対4で取得
同社の戦略は、発行上限があり希少性の高いビットコインを成長エンジン。
歴史的な価値保存手段である金を安定のアンカーと位置付け、両資産を6対4の割合で購入していくもの。
25日時点の保有状況によると、ビットコインは新たに3.17BTCを平均単価1383万1211円で取得。
以前から保有していた1.19828BTCと合わせ、保有総量は4.36828BTCとなった。
金については純金上場信託を1860口、単価2万1514円で購入している。
今回の動きは、従来の日本企業の財務管理とは一線を画す。
海外ではストラテジー社などがビットコインを財務資産として大量保有する戦略をとってきたが、日本国内の上場企業としては先進的な取り組みと言える。
同社は市場の価格変動を考慮し、一度に大量購入するのではなく、時間をかけて少額ずつ購入する方針をとっている。
12月28日の仮想通貨ニュース
注目記事
筆者リスト
+ 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム