米マイクロストラテジー、ビットコイン投資で躍進|株価5倍

米企業マイクロストラテジーは20日、時価総額で米国上場企業トップ91位にランクインした。
同社の株価は19日に12%上昇し、1株430ドルで取引を終えた。この躍進は、ビットコイン(BTC)価格が94000ドルを超え、史上最高値を更新したことと軌を一にしている。
年初来500%超の株価上昇を記録
マイクロストラテジーの株価は2024年に入り、500%以上の上昇を記録している。これはビットコインの100%上昇を大きく上回る伸びだ。過去5年間では2739%上昇し、半導体大手のエヌビディアの株価上昇率2688%をも上回った。
同社は現在、33万1200BTCを保有しており、その価値は時価で300億ドルを超える。2020年8月から開始したビットコイン投資は、引き続き好調な成果を上げている。18日には46億ドル相当のビットコインを追加取得したことを明らかにした。
17.5億ドルの資金調達を計画
マイクロストラテジーは新たに17.5億ドルの転換社債を発行し、ビットコイン保有量を増やす計画だ。2029年12月満期の無利息転換社債で、需要が高ければ発行額を20億ドルまで増額する可能性もある。
この転換社債戦略により、同社は低コストで資金を調達し、ビットコイン購入に充てることができる。
株価上昇の恩恵を受けられる転換権は投資家にとって魅力的で、2024年9月にも8.75億ドルの社債発行を実施している。
マイクロソフト取締役会へのビットコイン投資提案へ
マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏は19日、マイクロソフトの取締役会にビットコイン投資戦略についてプレゼンテーションを行う予定だと発表した。
12月10日に予定されるマイクロソフトの株主総会では、ビットコイン投資の検討に関する議案が提出される。
セイラー氏は、マイクロソフトやアップル、グーグルなどの現金豊富な企業がビットコインを保有していないことで、株主価値向上の機会を逃していると指摘している。