USDT(テザー)の購入方法は?日本での買い方や注意点を解説
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米ドルと1:1で連動し、価格変動が大きいビットコインやアルトコインと比べて安定した価値を持つように設計されたステーブルコイン「USDT(テザー)」。
その特性から、取引所での資金移動や決済手段として幅広く活用されています。
一方で、「そもそもUSDTは日本でも買えるの?」「どの取引所で買うのがおすすめ?」といった疑問を抱く方も少なくありません。
そこで本記事では、USDT(テザー)について以下の内容をわかりやすく解説します。
- USDTの基本的な特徴と購入メリット
- 日本での購入方法と注意点
- USDT購入におすすめの取引所・プラットフォーム
USDTを買って実際に使ってみたいという方は、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
USDTは、ウォレットアプリのBest Walletで手軽に購入できます。さまざまなシーンで使われているステーブルコインを無料アプリで入手しましょう。
USDT(テザー)の購入方法|国内取引所(日本)で買える?
USDT(テザー)は残念ながら、2025年12月時点だと日本国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。
しかし、以下の取引所やプラットフォームを利用すれば、日本からでも購入が可能です。
- 取引機能を持つ仮想通貨ウォレット
- 日本人の利用を受け入れている海外取引所
- DEX(分散型取引所)
ここではおすすめの仮想通貨ウォレットであるBest Walletを例に挙げて、USDTの購入方法を紹介します。
①:アプリをダウンロード

Best Walletは、スマートフォンやタブレットで使える仮想通貨ウォレットアプリです。
まずは以下のリンクから、アプリを入手しましょう。
iOS版・Android版の両方が用意されており、どちらも無料で利用できます。
②:アカウントを作成する
ダウンロード後、メールアドレスを登録して新規アカウントを作成します。
本人確認(KYC)の手続きは不要なので、ダウンロード直後から取引を始められます。

③:パスコードや二段階認証を設定
利用を開始する前に、安全のための設定を済ませておきましょう。
設定できる主な項目は以下のとおりです。
- パスコード(ログイン用)
- 二段階認証(2FA)
- 指紋認証や顔認証などの生体認証
二段階認証や生体認証は必須ではありませんが、不正アクセス防止の観点から導入を強くおすすめします。
④:USDTを検索
セキュリティ設定が整ったら、アプリのホーム画面から購入ページを開き、検索バーを使ってUSDTを探しましょう。

なお、Best Walletで取り扱われているUSDTには、以下の4種類のチェーンタイプがあります。
- イーサリアム
- バイナンススマートチェーン
- ポリゴン
- ソラナ
利用の目的に合わせて選択しましょう。
⑤:USDTを購入する
いずれかのチェーンタイプのUSDTを選択すると、取引画面に切り替わります。
そこで以下の3つの項目を選択し、「Buy USDT」をタップすれば購入手続きは完了です。
- 決済サービスの種類
- 購入数量(または支払金額)
- 決済方法(クレカ決済・デビットカード決済)

Best Walletでは、外部の決済サービスを経由してUSDTを購入する仕組みが採用されています。
それぞれのサービスごとにUSDTと日本円の交換レートに違いがあるため、購入時にはなるべく条件の良いレートを提供しているサービスを選ぶことがポイントです。

以上がBest WalletでのUSDTの購入手順です。
ビットコインの買い方も同様で、簡単な操作でさまざまな仮想通貨を入手できるのがBest Walletの魅力です。
興味のある方はぜひ一度、Best Walletを試してみてはいかがでしょうか。
USDT(テザー)とは?

| 名称 | テザー(Tether) |
| シンボル | USDT |
| 発行開始 | 2014年 |
| 発行主体 | Tether Limited |
| 価値の参照資産 | 米ドル |
| 対応チェーン |
|
| 公式サイト | Tether公式サイト |
USDT(テザー)とは、2014年にテザー社によって開発されたステーブルコインです。
米ドルと常に1対1で連動するように設計されており、テザー社が保有する米ドルなどの資産がその価値を裏付けています。
ビットコインやイーサリアムのように価格変動の激しい仮想通貨とは異なり、USDTは米ドルに基づく高い安定性を持ちます。
そのため、海外取引所での基軸通貨や取引所間の送金手段など、幅広い用途で活用されてきました。
数あるステーブルコインの中でもその市場シェアは群を抜いており、仮想通貨エコシステムには欠かせない存在となっています。
USDT(テザー)を購入するメリット

USDT(テザー)とは、仮想通貨市場において最も広く利用されているステーブルコインの1つです。ここではその具体的な利点を解説します。
- 取引の中継通貨として便利
- DeFiでの運用も可能
- 日本円に対するヘッジ手段にもなる
取引の中継通貨として便利
USDTは現在、主に仮想通貨取引の中継通貨として利用されています。
海外取引所や分散型取引所(DEX)で取引の基軸通貨として採用されており、ユーザーは米ドルや日本円などの法定通貨で一度USDTを購入し、そのUSDTでさまざまな仮想通貨の売買をおこないます。
USDTを統一の基軸通貨として利用することで、国や地域が異なっても多様な仮想通貨を取引しやすくなるという利便性があります。
USDTはブロックチェーン上で運用されているため、取引履歴の追跡や確認が容易で、一定の透明性を確保できる点もメリットの1つです。
DeFiでの運用も可能
USDTは、分散型金融(DeFi)における資産運用にも広く利用されています。
代表的な運用方法としてはステーキングやイールドファーミングがあり、USDTを預け入れることで利息や報酬を得られます。
同様の運用はイーサリアムなどの仮想通貨でもできますが、その場合は価格変動リスクが大きく、運用中に価格が急落すれば元本を大幅に減らしてしまう危険を伴います。
一方でUSDTを利用すれば、価格の高い安定性によって、リスクを抑えながら運用益を得ることが可能です。
また、ブロックチェーンをまたいで多くのDeFiがUSDTをサポートしているため、他の仮想通貨と比べて活用の幅が広い点も見逃せません。
日本円に対するヘッジ手段にもなる
USDTは、日本円に対するヘッジとしても活用できます。米ドルと価値が連動しているため、円安・ドル高が進めば、円換算での資産価値が増加します。
従来、日本円へのヘッジとして米ドルを保有する場合には外貨預金や現金購入が必要で、相応の手数料や管理コストがかかりました。
しかしUSDTであれば、仮想通貨取引所やウォレットを通じて、より手軽かつ低コストで米ドル相当の資産を保有することができます。
さらにデジタル通貨であるため、物理的に管理する必要がなく、保管場所も取らないという利点もあります。
USDTを購入できるおすすめ取引所・プラットフォーム
USDT(テザー)を購入する際には、どこで買うかも重要です。USDTは現状、国内取引所(日本)で直接購入ことができません。
本章では、初心者から上級者まで使いやすいおすすめの取引所・プラットフォームを3つご紹介します。
- Best Wallet:本人確認不要ですぐに取引を始められる多機能ウォレット
- Bybit:ローカル対応が充実していて日本人人気も高い海外取引所
- MEXC:業界トップクラスの取扱銘柄数を誇る海外取引所大手
Best Wallet(ベストウォレット)

Best Wallet(ベストウォレット)は、スマートフォンやタブレットで使えるアプリタイプの仮想通貨ウォレットです。
冒頭に紹介したとおり、クレジットカード決済またはデビットカード決済でUSDTを購入することができます。
特に初心者にとっては、複雑な画面操作がなく数タップで取引が完了するシンプルさが魅力です。
ステーキングプラットフォームなど各種DeFiプロトコルへのゲートウェイ機能も備えており、ただ購入・保管するだけでなく運用までスムーズにおこなうことができます。
くわえてアプリ内で、USDTを他の仮想通貨との間で相互にスワップ(交換)することも可能です。
より手軽にUSDTを運用したい方には、うってつけのプラットフォームだと言えるでしょう。
Bybit(バイビット)

Bybit(バイビット)は、世界的に利用されている大手仮想通貨取引所の1つです。
世界の200を超える国と地域でサービスを展開し、そのユーザー数は7,000万人を超えます。
日本向けのローカライズもしっかりとされており、多くの日本人投資家にも愛用されています。
Bybitでは、主に以下の3通りの買い方でUSDTの購入が可能です。
- 国内取引所で用意した仮想通貨(XRP)などをBybitに送って換金
- ワンクリック購入(クレカ決済や電子マネー決済)
- P2P取引(ユーザー同士での取引)
購入したUSDTは、現物取引の決済手段として使用することができます。
またその他にも、デリバティブ取引の担保資産として利用したり、ステーキングで運用したりすることも可能です。
Bybitを見てみるMEXC(エムイーエックスシー)

MEXC(エムイーエックスシー)は、豊富なアルトコインの取り扱いで知られる海外取引所です。
新しい仮想通貨も含めて、業界でもトップクラスとなる2,500種類以上もの銘柄をラインナップしています。
MEXCもBybitと同じく、国内取引所との併用やクレジットカード決済でUSDTを購入することができます。
また、購入したUSDTを決済通貨として、さまざまなアルトコインに投資することが可能です。
マイナーな草コインであっても、業界平均を上回る高い流動性のもと、安定した環境で取引を楽しめます。
特に「USDTを使って多くのアルトコインにアクセスしたい」というニーズを持つ投資家にとって、MEXCは非常に有力な選択肢となるでしょう。
MEXCを見てみるUSDT(テザー)を購入する際の注意点

USDT(テザー)は安定した価値を持つ便利なステーブルコインであり、仮想通貨市場において幅広く利用されています。
しかし、実際に購入・利用する際にはいくつか注意すべきポイントもあります。
ここでは代表的な注意点やリスクを3つ、解説します。
- 複数のブロックチェーン上でつくられている
- 日本の法律上は仮想通貨扱い
- 価格の安定性への過信は禁物
複数のブロックチェーン上でつくられている
USDTは、もともとビットコインを基盤としたOmni Layerから登場しましたが、現在ではイーサリアムやトロン、BNBチェーンなど、複数のブロックチェーン上で発行されています。
この仕組みにより、さまざまな取引所やウォレットで利用できる柔軟性が生まれ、取引や送金の幅も大きく広がっています。
ただその一方で、送金時に誤ったブロックチェーンを選択することによるトラブルが後を絶ちません。
送金前には、必ず送金先がどのチェーンに対応しているかを確認し、正しいネットワークを選択することが重要です。
日本の法律上は仮想通貨扱い
日本では2023年6月の資金決済法改正によって、ステーブルコインは「仮想通貨(暗号資産)」ではなく「電子決済手段」として法的に定義されました。
ただしここで対象となるのは、銀行や信託会社、日本国内で登録済みの資金移動業者などが発行するステーブルコインに限られます。
日本円建てのステーブルコインには、JPYCがあります。
一方、USDTは海外の事業者のテザー社が発行しており、日本での登録がなされていないため、日本の法律では「仮想通貨(暗号資産)」として扱われます。
これは税務上の扱いにも直結しており、USDTの売却や他の通貨への交換で得られた利益は、ビットコインやイーサリアムと同様のルールで課税対象となります。
利用者は、この法的な位置付けを正しく理解しておかなければなりません。
価格の安定性への過信は禁物
USDTは米ドルに1対1で連動するよう設計されています。しかし、「必ず1ドルの価値を保つ」と盲信するのは禁物です。
過去には、不安定な市場や準備金に対する懸念に起因して、一時的に1USDTの価格が0.9ドル程度まで下落したこともあります。
さらに、テザー社の準備資産の透明性をめぐっては長年議論があり、「本当にすべてのUSDTが米ドルで裏付けられているのか」という疑問を持つ専門家も少なくありません。
現在は定期的な監査報告が公表されていますが、それでも「100%リスクがない」とは言い切れないのが現実です。
したがってUSDTを利用する際は、その安全性を過度に信頼しないことが大切です。
特に、資産の大部分をUSDTで保有するといった行為は、リスク分散の観点から避けるべきでしょう。
まとめ
USDT(テザー)は、米ドルに価値が連動するように設計されたステーブルコインです。
市場シェアはトップクラスであり、取引の中継通貨やDeFiでの運用、日本円へのヘッジ手段など、さまざまな場面で利用されています。
ただし現状、USDTは国内取引所での取り扱いがありません。
日本で購入する際は、仮想通貨ウォレットや海外取引所、DEXなど、国内取引所以外のプラットフォームを利用する必要があります。
なお、それらの中でもBest Walletを使えば、スマホ1つでより手軽にUSDTを購入することができます。
USDTを購入・運用してみたいという方は、ぜひBest Walletの評判を確認したうえで、利用を検討してみてください。
USDT(テザー)の買い方に関するよくある質問
日本でUSDTは取引できますか?
1USDTは日本円でいくらですか?
USDTを日本円にするにはどうすればいいですか?
参考情報
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