アーク・インベスト、イーサリアム関連企業への投資加速

キャシー・ウッド氏が率いるアーク・インベストは13日、イーサリアム関連の財務管理企業であるBitmine社の株式242,347株を追加取得した。
同社の暗号資産(仮想通貨)関連領域への戦略的な集中を示す動きとなる。
イーサリアム関連企業への戦略的集中
今回の株式取得は複数の情報筋で確認されており、アーク・インベストのイノベーションETFおよび次世代インターネットETFを通じて実施された。
アーク・インベストによるBitmine株の取得は今月に入り2度目となる。
同社は6日にBitmine株240,507株を取得しており、当時の評価額は約920万ドルだった。
短期間での連続的な取得から、アークがイーサリアム関連インフラ企業へのエクスポージャーを意図的に強めていることがうかがえる。
Bitmine社はイーサリアムの財務管理に特化した企業で、同社の事業では没入型技術の活用が特徴とされる。
アーク・インベストはデジタル資産領域における破壊的イノベーションへの投資を続けており、今回の動きもその方針に沿ったものとなる。
破壊的イノベーションへの信念と市場の追い風
アーク・インベストは公式文書で「破壊的イノベーション」を、世界の仕組みを変えうる技術によって生まれる新たな製品やサービスと定義している。
同社の注力分野には「デジタル資産」「スマートコントラクト」が含まれており、今回のBitmine株取得はこの投資哲学を反映したものだ。
2025年に入り仮想通貨市場が回復基調を強めるなか、機関投資家によるイーサリアム関連企業への注目も高まっている。
この市場環境もアークの判断を後押ししたとみられる。
また、12日にもサークル・インターネット・グループの株式を3,000万ドル以上取得し、暗号資産関連のエクスポージャーを一段と拡大している。
一連の動きは、ウッド氏が長年強調してきたブロックチェーン技術の可能性に対する信念を示している。
将来的にこの技術は分散型金融(DeFi)の領域でも重要な役割を果たすと期待される。