XRP現物ETF、取引高が過去最高を記録|BTCのETF流出と対照的

リップル(XRP)現物ETF市場は9日、週間取引高が過去最高を記録するなど、資金流入の勢いが継続していることが明らかになった。
主要ETFとの対照的な動き
SoSoValueのデータによると、9日までの週におけるリップル現物ETFへの純流入額は3810万ドルとなった。
この期間の週間取引高は2億1900万ドルに達し、2025年11月のローンチ以来、最高水準を更新している。
前週の取引高である1億1740万ドルと比較すると、ほぼ2倍の増加となった。
これまでの最高記録だった2025年12月19日の週の2億1390万ドルを上回り、投資家の関心が一段と高まっていることがうかがえる。
今回のリップル現物ETFへの資金流入は、他の主要な暗号資産(仮想通貨)ETFとは対照的な動きを示している。
同時期には、ビットコインETFから4億8608万ドル、イーサリアムETFからは9845万ドルの資金流出が確認された。
リップル現物ETFの総純資産額は1月初旬時点で約14億9000万ドルに達している。
累積の純流入額も12億1000万ドルとなり、ローンチから数カ月を経ても機関投資家レベルでの需要が持続していることを示している。
市場環境と保有者の動向
市場環境では一時的な変動も見られた。
6日には資産運用会社WisdomTreeが米証券取引委員会(SEC)への申請を取り下げ、その翌日には短期的な資金流出が観測された。
しかし、全体としては長期保有志向が強まっている。
取引所に保管されているリップルの残高は約16億リップルまで減少し、8年ぶりの低水準となった。
これは、市場で即座に売却可能なトークンが減少し、仮想通貨長期保有を目的としたウォレットへ移動していることを示唆する。
価格面では、リップルは2.08ドルから2.10ドル付近で推移している。
市場全体が調整局面にある中でも、大口保有者による取引が活発で、リップル独自の需要が底堅く存在しているようだ。