XRPが韓国で1兆ドル取引|BTCを超え、国民4人に1人が保有か

韓国の暗号資産(仮想通貨)取引所アップビットは16日、2025年の年間取引高で首位となった銘柄がリップル(XRP)だったと明らかにした。
取引総額は1兆ドルを超え、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を上回った。
韓国人口5100万人のうち1326万人がXRP取引に参加しており、国民の約4人に1人が保有または取引した計算となる。
韓国市場でXRPが圧倒的支持を集めた理由
大手メディアの報道によると、XRPは年間を通じて日次取引量の15〜22%を占め続けた。
7月には1日の取引高が10億ドルに達する日もあり、わずか1時間で19億ドル超の取引が発生する場面も記録されている。
将来性が高いXRPが選ばれる主な理由として、低い取引手数料と決済の速さが挙げられる。
価格変動の大きさも、短期利益を狙う現地の個人トレーダーにとって魅力的だったようだ。
投資家の属性にも特徴がある。
XRP取引ユーザーの52%以上が30〜40代で、30代が28.7%、40代が24.1%を占めた。
欧米市場で20代の若年層が多い傾向とは対照的な結果となっている。
取引のピーク時間帯は韓国時間の午前9時で、ビジネスアワーの開始と重なる傾向が確認された。
価格推移と機関投資家の動向
2025年のビットコイン価格を上回る取引量を記録したXRPだが、価格は大きく変動した。
年初は約2.08ドルで推移していたが、7月18日には3.66ドルの史上最高値を更新。
8月にはSECとの和解が成立し、XRPは有価証券ではないとの判断が確定したことで一時3.38ドルまで急騰した。
しかし年末にかけては下落基調となり、12月には1.80ドル付近まで調整している。
2026年1月時点では直近3ヶ月で約18%の下落を記録し、2.02ドル前後で推移。
市場全体の調整局面の影響を受けている。
一方で機関投資家の関心は継続している。
2025年11月に米国で承認されたXRP関連ETFは、15億ドル以上が流入した。
ただしオンチェーンデータでは分散型取引所(DEX)での取引量減少が指摘されており、金融商品としての人気が実需に結びついているかは議論の余地がある。