パンケーキスワップ、米国株の先物取引を開始|テスラ株など

DeFi
暗号資産ジャーナリスト
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大手分散型取引所(DEX)のパンケーキスワップは6日、米国株式の無期限先物取引を、BNBチェーン上で提供開始した。

この新機能により、利用者は自身の暗号資産(仮想通貨)ウォレットから直接、米国の大手企業の株式に関連するデリバティブ商品を取引できるようになった。

APPL、AMZN、TSLAから対応

パンケーキスワップは、BNBチェーン上で最大級の分散型金融(DeFi)プラットフォームとして知られている。

今回の発表で、アップル(AAPL)やアマゾン(AMZN)、テスラ(TSLA)といった米国の主要株式の合成資産を取引できるようになった。

これらの商品は無期限先物契約であり、満期がないため長期的な価格変動へのエクスポージャーを得るのに適している。

利用者は最大で25倍のレバレッジを適用でき、少ない元手で大きな取引が可能だ。

取引は米国のナスダック市場の取引時間(協定世界時13:30~20:00)に合わせて月曜日から金曜日まで行われる。

24時間365日取引される多くの仮想通貨デリバティブとは異なり、従来の株式市場のルールに準拠している点が特徴だ。

価格データは従来の市場データからリアルタイムで供給され、実際の株価との連動性が確保される。

全ての取引と決済はBNBチェーン上で完結するため、利用者は自身の資産を中央集権的な管理者に預けることなく管理できる。

DeFiと伝統金融の融合

今回のパンケーキスワップの動きは、DeFiエコシステムが株式やコモディティといった伝統的な金融資産をブロックチェーン上に統合しようとする大きなトレンドを反映している。

この取り組みは、同様のデリバティブ商品を提供する中央集権型取引所(CEX)との競争を意識したものだ。

同プラットホームは、CEXが提供するような高度な取引ツールを、非中央集権的な資産管理というDeFiならではの利点と共に提供することで、差別化を図る狙いがある。

近年、トークン化された資産や合成資産への関心は高まり続けている。今回の新サービスは、法定通貨への交換を経ずに株式市場へのアクセスを求めるトレーダーにとって魅力的な選択肢となるだろう。

ブロックチェーン技術を活用することで、DeFiの持つ高い流動性と相互運用性を株式市場へのエクスポージャーと結びつけることが可能になった。

今後もこうした伝統金融とDeFiの垣根を越える試みは加速していくとみられる。

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