メタマスク、MASKトークンの存在を否定|DEXの取引開始受け

大手暗号資産(仮想通貨)ウォレット「メタマスク」は3日、プレマーケット取引プラットフォーム「LogX」上でMASKトークンの取引開始後にトークン発行に関する憶測が広がったこと受け、公式トークンの存在を否定した。
また、「LogXはConsensys(メタマスク親会社)とは無関係の投機プラットフォームであり、当社の関与や承認はありません。関与する前に、ご自身で調査を行ってください。」の付け加えた。
MASKトークンの価格は、取引開始後に10%以上の上昇を見せ、24時間の取引量は300%増加している。
公式確認のない噂と警告
親会社コンセンシスのチームメンバーは「現時点でメタマスクトークンは存在しない」と改めて表明している。
アナリストのKookCapitalLLCは、公式発表前のMASKの42億ドル(約6,342億円)の評価額に疑問を呈し、詐欺の可能性について警告している。
また、メタマスクの公式文書では、エアドロップ詐欺をWeb3.0のリスクとして強調しており、ユーザーに対して秘密鍵を共有しないよう注意を促している。
メタマスクとエアドロップの噂
メタマスクを巡っては、独自トークンの発行や仮想通貨エアドロップをめぐる噂が広がり続けている。
一部の噂によれば、アクティブなメタマスクアカウントと0.1 ETHの保有が、エアドロップの獲得上限であるという噂も存在する。ただし、これらの詳細は未確認のままだ。
仮想通貨市場では多くのトークン発行とエアドロップの噂が飛び交っており、投資家は公式発表や確認なしに行動することのリスクに注意する必要がある。
投機的取引、噂に基づく価格変動、公式からの沈黙が組み合わさり、現時点では参加者にとって高リスクな環境となっている。
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