リップル、日本でWeb3支援プログラムを開始|最大3120万円助成

Asia Web3 Alliance Japan(AWAJ)とWeb3サロンは24日、ブロックチェーン企業のリップル社と提携し、日本のブロックチェーン革新を支援する戦略的イニシアチブを開始した。
XRPL活用と包括的なスタートアップ支援
今回始動したJapan Financial Infrastructure Innovation Programは、日本国内の初期段階にあるスタートアップ企業を対象とする支援プログラムだ。
特にXRP Ledger(XRPL)上で構築されるプロジェクトに重点を置いている。
分散型金融や現実資産のトークン化、デジタル決済といった分野でのユースケース開発を促進する。
選定されたプロジェクトには、今後1年間で最大20万ドルの助成金が提供される。
XRPL Japan and Korea Fundおよび、同地域における開発者・スタートアップ支援を目的とした10億XRPのコミットメントの一環として実施される。
Web3 Salonは、日本貿易振興機構の支援を受けるWeb3関連プロジェクトであり、AWAJが運営を主導している。
同サロンはこれまで、起業家や技術リーダー、政府機関と連携し、ワークショップやハッカソンを通じてブロックチェーン企業の育成や教育を行ってきた。
今回の提携は、単なる資金提供にとどまらない。
リップルは、技術サポートやインフラに関する専門知識を提供し、新興プロジェクトがXRPLへ円滑にアクセスできる環境を整備する。
これにより、日本の技術者や起業家がグローバルなブロックチェーンエコシステムへ参加するための基盤強化を図る。
RippleXのデベロッパーグロース担当シニアディレクターであるクリスティーナ・チャン氏は以下の通り述べた。
Web3 Salonとの協力を通じて、日本の活発なスタートアップエコシステムに新たな機会をもたらし、次世代のWeb3リーダーを育成したいとしている。
日本の金融インフラへの影響と展望
日本は、消費者保護や規制の明確さにおいて国際的に評価されている一方、厳格な制度が新興企業にとって参入障壁となる場合もある。
AWAJのヒンザ・アシフ代表は、日本をWeb3とブロックチェーン採用において最も刺激的かつ挑戦的な市場の一つと位置付けている。
リップルはこれまで、SBIホールディングスをはじめとする日本の主要金融機関と強固な関係を築いてきた。
業界レポートでは、2025年末までに日本の銀行の約80%がリップル(XRP)を採用する可能性があるとも指摘されている。
企業向けブロックチェーン導入の環境は整いつつある。
本イニシアチブでは、2026年にかけて日本各地で4つの主要イベントを開催する予定だ。
ピッチコンテストや政策パネル、投資家とのネットワーキングを通じて、Web3イノベーションと政策の整合性を高める狙いがある。
日本はシンガポールや韓国と並び、政府支援のある技術ハブとして注目されている。
今回の取り組みは、アジアにおける仮想通貨・Web3エコシステムの中で、日本の存在感をさらに高めるものとなりそうだ。