【12/26最新】XRP年末相場テクニカル分析|1.80ドル攻防焦点に
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リップル(XRP)の価格は26日、多くの金融市場がクリスマス休暇で取引量を落とす中、底堅さを維持している。
XRPは一時的に下落したものの反発し、現在は1.86ドル前後で推移。
一見すると価格は膠着状態にあるように見えるが、背景には機関投資家による構造的な需給の変化と、市場心理の乖離が進行している。
リップルETF資金流入とレンジ相場の乖離が示すもの
リップル価格が堅調に推移している背景には、米国で相次いでローンチされた現物リップルETF(Canary Capital、Bitwise、Franklin Templetonなど)への継続的な資金流入がある。
運用資産残高は12億ドル規模に達しているとの試算も出ている。
通常、これほどの実需買いは価格上昇を促す要因となるが、足元の相場は停滞感が強い。
この需給の乖離については、ETFを通じた新規資金流入と同時に、既存ホルダーによる利益確定売りや年末特有のポジション調整が上値を抑えている可能性が高い。
市場は現在、単なる資金流入を超える、決定的なカタリストの出現を待つ局面にある。
極度の恐怖が示す底堅さとXRP需給の引き締まり
市場心理分析では、リップルは現在、極度の「恐怖(Fear)」領域に位置しているとされる。
一般に、悲観が行き過ぎた局面では相場の底打ちや反転が意識されやすく、足元の価格動向もそうした可能性をにじませている。
オンチェーンデータも、この見方を後押しする材料だ。
暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスにおけるXRPの保有残高は、2024年7月以来の低水準まで減少。
取引所からトークンが外部へ移動している状況は、短期的な売り圧力が弱まり、供給サイドが引き締まりつつあることを示唆する。
さらにデリバティブ市場では、ショートポジションの清算が散発的に観測されている。
下落局面で素早く買い戻しが入るディップ・バイの動きからは、大口投資家が現在の価格帯を押し目と捉えている様子もうかがえる。
表面的には静かな値動きが続くXRPだが、水面下ではETFを通じた機関投資家の資金が着実に積み上がっている。
現在の1.87ドル前後という水準は、強気派と弱気派がせめぎ合う「合意なき均衡点」に過ぎない。
年末にかけて市場流動性が回復すれば、2026年に向けた方向性を占う重要な局面となりそうだ。
リップルの年末価格見通し:下落トレンド継続、移動平均線が重し

出典:TradingView XRP/USD 日足(2025年4月~現在まで)
XRPの日足チャートを見ると、7月の高値をピークとした調整トレンドが依然として継続している。
潮目が変わったのは10月初旬だ。短期の20日移動平均線が長期の100日線を下回るデッドクロスが発生して以来、売り優勢の状況が定着した。
特に11月以降の値動きでは、20日線が上値抵抗線(レジスタンス)として機能している点に注目したい。
このラインを明確に上抜けない限り、上昇しても戻り売りに押される可能性が高い。
RSI(相対力指数)は40付近で推移しており、売られすぎの領域に近づいているものの、即座に底打ちするとは限らない。明確な反転サインが出るまでは、下値リスクへの警戒が必要だ。
年末の焦点は、直近サポートである1.80ドルの攻防になる。
- 強気シナリオ: 年末にかけてこの1.80ドル水準を維持できた場合、底堅さが確認され、年明け以降に2ドル台奪還を試す反転上昇の道筋が見えてくる。
- 弱気シナリオ: 1.80ドルを明確に割り込んでしまえば、地合いはさらに悪化し、1.6ドル付近までの調整が現実的となる。
現在は、中期的なトレンドを左右する、重要な局面を迎えていると言える。
2026年を見据えたGameFiの再定義
オンチェーンデータが示すXRP供給の引き締まりは、投機から実需への構造変化を示唆するものだ。
XRPが金融システムとの融合を目指すように、GameFiもまた、持続可能な経済モデルへと進化を遂げようとしている。
その最先鋒として浮上しているのが、ミームコインとマイニングを融合させたペペノード(PEPENODE)だ。
かつてのPlay-to-Earnは、単純作業の対価としてトークンをばら撒き、ハイパーインフレによる自壊を招いた。
対してPepeNodeが提唱するのは、仮想通貨の根幹であるマイニングをゲーム化したMine-to-Earnという新たな概念だ。
プレイヤーは仮想マイニングリグを構築・管理し、リソース配分や効率化の戦略を競う。これは単なるゲームではなく、市場原理に基づいたシミュレーションに近い。
特筆すべきは、その報酬設計だ。ゲーム内通貨であるPEPENODEに加え、ペペコイン(PEPE)やファートコイン(FARTCOIN)といった有名ミームコインそのものを報酬として獲得できる。
さらに、リグのアップグレード等で使用されたトークンは市場から永久バーンされる仕組みとなっており、供給過多を防ぐデフレ圧力が組み込まれている。
市場全体のリスクオフ傾向にもかかわらず、先行セールには既に238万ドル以上の資金が流入。市場が持続可能なGameFiを渇望している証左と言えるだろう。
現在、PEPENODEは0.0012112ドルの固定価格で提供されているが、先行セール終了まで残り13日。この期間が過ぎれば市場価格での競争となる。
2026年のトレンド転換を見越したポートフォリオの一角として、PEPENODEは検討に値するプロジェクトだ。
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