グレースケール、ソラナETFをローンチ|ステーキング報酬付き

資産運用大手グレースケールは29日、現物型ソラナETF「Grayscale Solana Trust ETF(GSOL)」の提供を開始した。
この商品は、現物保有に加えてステーキング報酬も得られる仕組みを持つ、米国で初めての主要な暗号資産(仮想通貨)ETFとなる。
GSOLは、ニューヨーク証券取引所(NYSE Arca)で取引が開始された。このETFは適格投資家向けの私募ファンドから転換されたもので、一般の投資家も購入が可能になった。
ステーキング報酬を組み込んだ初のETF
GSOLは、グレースケールにとって初めてステーキング機能を有効にした上場投資商品(ETP)だ。
従来のETFと異なり、この商品は分配金がなく、ソラナのステーキング報酬はNAVに直接反映される設計だ。この仕組みは、複利効果を通じて長期保有者に利益をもたらすことを意図している。
同社の研究責任者であるザック・パンドル氏は、GSOLが2021年に私募の形で始まり、2025年10月にステーキングを開始したと説明している。
パンドル氏は「ステーキングによるリターンは純資産価値(NAV)に反映されるため、投資家は長期的に複利効果を期待できる」と述べた。
これは、同社がビットコイン(BTC)やイーサリアムに続いて商品ラインナップを拡大する戦略的な一手と言える。
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