11月27日の仮想通貨ニュース｜米ビットワイズのドージコインETF上場

暗号資産運用会社のBitwise Asset Managementは26日、ニューヨーク証券取引所ArcaでドージコインETF 「Bitwise Dogecoin ETF（BWOW）の取引を開始した。

米証券取引委員会（SEC）は12日に審査プロセスを完了し、今回の上場承認に至っている。

このETFは、暗号資産（仮想通貨）DOGEの価格推移に連動するように設計され、投資家に対し規制された環境下での暗号資産へのエクスポージャーを提供するのが目的だ。

Bitwiseによると、同商品は1940年投資会社法の規制対象外となるという。

保有するDOGEは、Coinbase Custody Trust Companyによって安全に管理される。

新たなドージコインETFが実現

ドージコインは2013年に誕生した「最初にして最大のミームコイン」として知られる。

現在、その時価総額は約220億ドルに達している。中央集権取引所での1日あたりの取引高も10億ドルを超えている。

同社は、この流動性が金融機関による売買に十分であると判断した。

BWOWの管理手数料は0.34%に設定されている。ただし、運用開始から1ヶ月間は、運用資産5億ドルまで手数料が0%となる。

仮想通貨ETF市場では競争が激化しており、他社も同様の動きを見せている。

グレースケールはこれに先立ち、独自のドージコインETFをローンチしていた。

また、21SharesもSECへの申請を更新し、DOGE関連ETFの上場を計画している。

今回のBWOW上場は、DOGEエコシステムにとって長年待ち望まれた画期的な瞬間となった。

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