コインベースやリップル、米国連邦選挙に174億円寄付

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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コインベースなど業界大手は22日、2024年米国連邦選挙サイクルにおいて、過去最高となる1億1900万ドル(約174億円)の政治献金を行ったことが明らかになった

消費者権利擁護団体パブリック・シチズンの報告書によると、この額は企業による直接的な選挙関連支出の約半分を占め、暗号資産(仮想通貨)業界は化石燃料企業に次ぐ第2位の政治献金者となっている。

この巨額の政治献金の背景には、仮想通貨業界が自らに有利な法律や規制の制定を目指す狙いがある。業界は親仮想通貨的な候補者を支援することで、より緩和された規制や明確なガイドラインの策定を促し、現在の不確実な規制環境の改善を目指している。

業界大手がフェアシェイクPACに1億790万ドル(約157億円)を寄付

資金の大半は、仮想通貨利益を支持する候補者を援助するスーパーPAC「フェアシェイク」に流れている。

PAC(Political Action Committee)とは、特定の政治目的のために資金を集め、候補者や政策を支援する政治団体だ。その中でも「スーパーPAC」は、個人や企業から無制限の献金を受け取れる特殊なPACを指す。

フェアシェイクPACは今年、総額2億290万ドル(約296億円)を調達し、そのうち1億790万ドル(約157億円)がコインベースやリップルといった主要仮想通貨企業からの寄付だった。

残りの資金は主に仮想通貨業界の億万長者経営者やベンチャーキャピタリストから提供された。

アンドリーセン・ホロウィッツの創業者からの4400万ドル(約64億円)、ウィンクルボス兄弟からの500万ドル(約7億3000万円)、コインベースのブライアン・アームストロングCEOからの100万ドル(約1億4600万円)などが含まれる。

仮想通貨業界、政治献金額で化石燃料企業に次ぐ第2位に

過去3回の選挙サイクルで、仮想通貨企業からの寄付は企業献金全体の15%を占めている。これは2010年の最高裁判決以降、スーパーPACへの無制限の献金が可能になって以来の記録だ。

仮想通貨業界の政治献金額は、化石燃料業界に次ぐ規模となっている。

過去14年間で、化石燃料企業は1億7600万ドル(約257億円)を投資しており、その中でもコッホ・インダストリーズは7300万ドル(約106億円)を寄付した。

この調査は、連邦選挙委員会への報告が義務付けられているスーパーPACやハイブリッドPACへの企業献金のみを対象としている。

仮想通貨投資に関心を持つ個人投資家にとって、この動きは業界の将来性を示す一方で、規制環境の変化に注意を払う必要性も示唆している。

業界の政治的影響力が強まる中、投資判断においては法規制の動向も重要な要素となるだろう。

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