米ビットワイズのソラナETF、開始18日で資産5億ドル突破

米資産運用大手ビットワイズは19日、同社が提供するソラナステーキングETF(BSOL)の運用資産残高(AUM)が5億ドルを突破した。
米国におけるソラナ(SOL)関連ETFとしては最大規模となる。
米国初の現物ソラナETPとしての強み
BSOLは10月28日に取引を開始したばかりで、わずか18営業日でこの節目に到達した。
モーニングスターによると、デビュー時の取引高は5540万ドルに達し、2025年に上場した暗号資産(仮想通貨)ETFの中で最も力強いスタートを切った。
さらに、AUMが10億ドルに到達するか、取引開始から3ヶ月間は管理手数料を0%とするキャンペーンも実施されており、初期の急速な資金流入を後押しした。
BSOLは、米国で初めてソラナ現物を100%直接保有するETP(上場取引型金融商品)として設計されている。
ステーキング報酬が組み込まれている点も特徴で、ビットワイズは保有するSOLをすべてステーキング運用する方針を示している。
技術パートナーにはソラナのエコシステムで実績のあるHeliusを採用。
投資家はETFを通じてソラナ価格へのエクスポージャーを得るだけでなく、平均7%超とされるステーキング報酬も享受できる。
ビットワイズは公表資料でソラナを「暗号資産と伝統金融をつなぐ主要プレイヤー」と位置付けている。
また、高速・低手数料の特性が現実資産のオンチェーン化に適していると評価している。
機関投資家の関心が市場を牽引
BSOLの急成長は、暗号資産市場における機関投資家の関与が強まっている現状を反映するものだ。
ビットワイズのハンター・ホースリーCEOは「2025年は暗号資産にとっての転換点で、主流の代替資産として急速に受け入れられている」とコメントした。
市場環境も追い風となっている。
ハーバード大学のビットコインETF投資や、ノルウェー政府年金基金の間接保有増加など、機関による暗号資産への関与が広がっている。
ソラナの価格もETFローンチ前後で上昇を見せており、市場全体の期待感は依然として高い。
こうした背景が、規制された金融商品であるBSOLへの需要をさらに強めている。