ソラナ大手サンクタム、新機能「クリエイターコイン」を導入へ

ソラナ(SOL)基盤のステーキングプロトコル「Sanctum」は20日、新たな機能である「Creator Coins(クリエイターコイン)」のベータ版を公開した。
この機能は、ファンがクリエイターやプロジェクトを支援し、その報酬として様々なタイプの還元を受け取ることができる仕組みだ。
新機能導入の第一歩として、ソラナエコシステム内から17のインフルエンサーやプロジェクトが選抜されており、各エコシステムからクリエイターコインが発行されている。
ステークされたSOLを発行可能
各クリエイターコインは、Sanctumの流動性レイヤーシステムを利用して発行され、暗号資産(仮想通貨)ソラナ SOL +1.04%の価値と1:1で連動したリキッド・ステーキング・トークン(LST)となっている。
ユーザーは、保有するSOLとクリエイターコインを交換(いつでも償還可)することで、お気に入りのクリエイターを支援しながら報酬(クリエイターごとに異なる)の獲得ができる。
また、コイン保有者には、各クリエイターごとに「Seeds」と呼ばれる特典通貨が配布される。
Seedsは、LST報酬1ドルごとに100 Seedsが配布され、今後その保有量に合わせた限定特典(クリエイターごとに異なる)も提供される。獲得したSeedsは、他人への譲渡不可となっている。
このような仕組みにより、クリエイターとファンが楽しく、安全に、サポートし合う環境を形成できるという。
ただし、受け取ることができる報酬が、従来のLSTのようなブロックチェーンから発生したステーキング報酬でないことには注意が必要だ。
「Sanctum」とは?
Sanctumは、ソラナブロックチェーン上で稼働する分散型金融(DeFi)プロトコルだ。
ソラナLSTの流動性ハブとしての地位獲得を目指しており、独自のLSTである「INF」の発行や、様々なLST同士の効率的なスワップ(交換)機能の提供を行っている。
同プロトコルは過去、有名ファンドDragonflyなどから610万ドルの資金調達も完了しており、執筆時点の預かり資産額(TVL)は13億ドルを超えている。
また、「Wonderland」というゲーム化されたロイヤルティプログラム(シーズン1)の開催や、独自トークンCLOUDの公開およびエアドロップも実施している。
今後も、仮想通貨デビットカードや新しいSNSサービスの展開なども予定している。