リップル社、ビットワイズ発XRP ETPに投資|価格上昇も

リップル(XRP) 仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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最終更新日: 

Web3.0企業リップル社は27日、デジタル資産運用会社ビットワイズ提供の暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)xrp logo XRP +1.08%へ資金投入を可能にする上場投資商品(ETP)への投資を発表した。

この発表は、ビットワイズがXRP ETPを「旧ETC Group Physical XRP(GXRP)」から「新Bitwise Physical XRP ETP」へリブランドする中で行われた。

仮想通貨XRPの価格は、過去24時間で6%以上上昇し、2021年4月に記録した直近高値を上回っている。

Xrp (XRP)
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ビットワイズのXRP ETP


ビットワイズが発行する「Bitwise Physical XRP ETP(旧GXRP)」は、執筆時点の時価総額が820億ドル(約12.4兆円)を超える仮想通貨XRPに100%裏付けられたファンドだ。

ヨーロッパの投資家向けに提供されており、ドイツの証券取引所Xetraで同ファンドを購入することで、仮想通貨XRPに投資することができる。

ビットワイズの総運用資産額(AUM)は、2024年10月時点で50億ドル(約7500億円)を超えており、同ファンドは2020年立ち上げから8000万ドル(約12億円)を集めているという。

仮想通貨を裏付けとした投資商品の増加


リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは今回、同ファンドへの投資は「仮想通貨を裏付けとした投資商品の増加や米国の規制環境の改善」が背景としてあるという。

米国では、仮想通貨の現物上場投資信託(ETF)の導入が進んでおり、すでにビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のETFが承認および取引されている。

仮想通貨XRPにおいても、執筆時点でビットワイズ、カナリー・キャピタル、ウィズダムツリーの3社が米証券取引所(SEC)にXRPの現物ETFの申請(S-1フォーム)を行っている。

また、リップル社に対して厳しい規制や訴訟を起こしてきたSECのゲーリー・ゲンスラー現委員長が2025年1月に退任が決定したことも、仮想通貨規制の環境改善が期待されている。

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