リップルが17.3%下落、強気相場の継続を示唆するサインに?
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リップル XRP +0.12%は20日、過去24時間で4.0%、直近1ヶ月では17.3%下落した。
クジラ(大口保有者)の資金流出や短期的な売り圧力が価格に影響を与えたものの、その水面下では反発の兆しが見え始めている。
また、米国の薬局6500店が決済システムWellgisticsを通じてコンプライアンスに準拠した支払いにリップルを受け入れるなど、実用性は着実に向上している。
こうしたニュースが完全に織り込まれる前から、主要なオンチェーンデータとチャート指標は「リップルの上昇トレンドはまだ崩れていない」というメッセージを発信している。
供給量低下は強気のサインか
17日時点で、含み益にあるリップル供給の割合は93.53%と、過去2週間で最も低い水準まで低下した。10日前の7日には98.26%でピークを付けており、約5ポイントの明確な押し戻しである。これは、含み益を抱える保有者が減少していることを示す指標だ。
ネットワーク全体で大きく利益を得ている参加者が少なくなるほど、利益確定売りは鈍化しやすい。実際、同指標の低下が価格反発に先行した局面は過去にも確認されている。
5日に含み益供給比率が94.75%まで下がった際には、リップル価格はわずか2営業日で2.97ドルから3.32ドルへ急伸。11日も同様に、指標が94.37%まで落ち込んだ後、3.13ドルから3.27ドルへ切り返した。
現在の比率は直近2週間のボトム圏に近く、テクニカル的には短期的な反発が意識されやすい場面といえる。
短期保有者の買い集めとリップル 今後の価格動向
GlassnodeのHODL Wavesによれば、リップルが8月の安値2.77ドルを付けた後、1〜3カ月保有層の比率が顕著に上昇した。
1日時点で供給量に占める同層の割合は5.81%に過ぎなかったが、17日には9.28%まで急増している。これは、直近の買い手が価格変動やクジラの売却報道にもかかわらず、売らずに保有を続けていることを示す。
一般に、含み益を抱える短期保有者の蓄積は市場参加者の確信度が高まっているサインであり、調整局面での新規流入はトレンド転換に先行する傾向がある。実際、過去に同グループが同様のペースで増加した局面では、リップルは1週間以内に持続的な上昇へと転じた例がある。
一方で、リップルのような成熟プロジェクトが実用性を磨くのと並行して、仮想通貨の基盤であるビットコインのエコシステムでも技術革新の波が進行中である。
こうした全体環境の改善は、資金フローやリスク許容度を通じてリップルの今後の価格動向にも影響し得る。
ビットコインの進化を担う新興プロジェクト登場

ビットコインの堅牢なセキュリティを基盤としながら、長年の課題であった処理速度や拡張性の問題を解決するレイヤー2ソリューションとして登場したBitcoin Hyper(HYPER)が注目を集めている。
ホワイトペーパーによれば、同プロジェクトはソラナ(SOL)の仮想マシンとゼロ知識証明技術を組み合わせ、ビットコイン上での高速な取引と複雑なアプリケーションの実行を可能にすることを目指している。
この革新的なアプローチは市場から高く評価され、現在開催中のプレセールでは総額1000万ドルを超える資金調達に成功している。早期にHYPERトークンを購入した投資家には高い利回りのステーキング報酬が提供され、コミュニティの拡大に拍車がかかっている。
一方で、将来性やマーケティング戦略に対する懸念も指摘されており、Bitcoin Hyperは詐欺ではないかとする見方もある。真偽は現時点で確認できないが、不確実性の高さが高リターン期待を喚起している側面もあり、こうした投機性が市場の活況を下支えしているとの見方もある。
不確実性は織り込むべきだが、Bitcoin Hyperは今後、ビットコインを価値保存の枠から押し広げ、DeFi・NFT・ゲームなど多様なユースケースを支える実行基盤へと拡張し得る潜在力を持つプロジェクトとして注目を集めている。
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