ソラナ貸借プロトコルSolend、「Save」へ改名|新商品も発表

ソラナ(SOL)ブロックチェーン基盤の貸借プロトコルSolendは24日、分散型金融(DeFi)業界を再定義することを目指し、「Save」へ改名したことを発表した。
新たなロゴ、再設計されたインターフェイス、3つの新商品により更なる市場シェアの獲得を狙う。
同プロトコルは2021年立ち上げから、預かり資産(TVL)10 億ドル、利用ウォレット10万個以上、数十の統合を備えたソラナ最大級のDeFiプロトコルとなっているという。
新たに提供される3つの商品
同プロトコルはリブランドとともに、以下3つの新商品を発表した。
- SUSD:分散型ステーブルコインの1つ。ドルの価値と連動している。暗号資産(仮想通貨)SOLに対して0%の金利で借り入れができる。
- saveSOL:SOLのリキッド・ステーキング トークン(LST)の1つ。ステーキング報酬を獲得しながら、資産の流動性および柔軟性を高めることができる。
- dumpty.fun:ミームコインのショート(売り)用のプラットフォーム。ミームコイン価格の調整時、利益を得ることができる。
これらの新商品により、貸借プロトコルの枠を超えたサービス展開ができるようになったという。
2023年末、劇的な回復を見せるソラナ
ソラナは2022年、CelsiusやFTXなどの大手金融機関およびネットワークの障害により、トークン価格が数週間のうちに10分の1以下に下落するなど急激な資金流出を経験した。
しかし2023年末から現在にかけては、トークン価格およびTVLは劇的な回復を見せている。
また、ミームコイン取引も活発化しており、多くのトークンが発行され取引がされている。
ミームコイン発射台であるPump.funは、立ち上げから6ヶ月間で118万枚以上のコインを輩出、累計収益は5000万ドル(約80億円)を超えた。7月上旬には、過去24時間のプラットホーム収益が、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンを超える日も存在する。
ソラナミーム発射台Pump.fun、イーサリアムの日間収益上回る
注目記事
筆者リスト
+ 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム