ソラナモバイル、仮想通貨SKRを1月発行｜30%はエアドロップ

ソラナラボのモバイル部門であるソラナモバイルは4日、ネイティブトークンSKRを2026年1月にローンチすると明かした。

トークン供給量の30%をエアドロップ

SKRトークンは、ソラナモバイルのエコシステムにおけるネイティブ資産として機能する。

開発者やユーザー、ハードウェアパートナー間のインセンティブを調整し、分散型管理を促進する役割を担う。

SKRの総供給量は100億枚に設定されており、そのうち30%が仮想通貨エアドロップに割り当てられる。

その他、成長・パートナーシップに25%、コミュニティトレジャリーに10%、ソラナモバイルとソラナラボに計25%などが配分される。

トークンのローンチに合わせて、2026年1月からSKRのステーキング機能も導入される予定だ。

保有者はトークンをステーキングして「ガーディアン」を支援し、報酬を得ることが可能になる。

Seek and you will find.

SKR is coming in January 2026 🧵 pic.twitter.com/cwtlp8G8Zf

— Seeker | Solana Mobile (@solanamobile) December 3, 2025

スマートフォンの普及とエコシステムの拡大

今回の発表は、同社のスマートフォンSolana Seekerの好調なプレリリースを受けたものだ。同端末はすでに15万件の予約注文を獲得し、世界50カ国以上に向けて数万台が出荷されている。

ソラナモバイルのブログによると、Seeker Seasonを通じて175以上の分散型アプリ（dApps）で1億ドル以上の経済活動が行われた。

この実績が、独自トークンによるガバナンス体制への移行を後押ししている。

ソラナのアナトリー・ヤコヴェンコ共同創設者は、「エコシステムの構築には10年かかる」と長期的な視点を強調した。

SKRは、モバイルに特化したオープンなブロックチェーン環境を実現するための重要な基盤となる。