Xの仮想通貨決済を実現|ソラナ、新技術「Blinks」と「Actions」を発表

ソラナ財団は25日、新しい技術である「Actions(アクション)」と「Blinks(ブロックチェーンリンク)」を発表した。
同機能のユーザーは、X(旧Twitter)やWebサイトを離れることなく、暗号資産(仮想通貨)の取引、寄付、ステーキング、NFTのミントなどが可能になる。
また、悪意あるリンクから仮想通貨を守るため、ホワイトリストに登録されたドメインのみが投稿で表示される仕様になっているという。
ソラナ(SOL)価格は、過去24時間で3%以上上昇し、140ドル付近を推移している。
「Actions」と「Blinks」
同機能は、「Actions」と「Blinks」の2つの要素で構成されている。
「Actions」は、ユーザーが行うソラナブロックチェーン上のトランザクション(仮想通貨の取引、ステーキング、投票など)を作成できるようにする。
「Blinks」は、任意のActionsをSNSやWebサイトへ共有できるリンクに変換する。
そのため、ユーザーは任意のSNSやWeb サイトから直接ソラナブロックチェーンが利用できるようになる
ただし、ソラナ用の仮想通貨ウォレット(PhantomやBackpackなど)の用意が必要になる。
ソラナ財団のジョン・ウォン技術責任者は、「これらのツールはWeb3業界への参入障壁を下げ、ブロックチェーンのより広範な採用を促進します。」と述べた。
テスト利用が開始
同機能のテスト利用を開始する予定のチームには、Jupiter、Sanctum、Phantom、Backpack、Heliumなどが含まれている。
これらは、同機能のローンチパートナーとして関わっており、これらのパートナーが発行するドメインはホワイトリストに登録される。
ホワイトリストに登録されていないドメインへアクセスしようとすると、ユーザーには再度確認のメッセージが表示されるという。