リップルCEO、米大統領選結果に歓喜|仮想通貨規制緩和に期待

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは7日、2024年米大統領選挙で暗号資産(仮想通貨)支持派の候補者が勝利を収めたことを祝福した

ドナルド・トランプ氏の再選に加え、両党から仮想通貨に好意的な議員が多数当選したことで、規制環境の改善に期待が高まっている。

仮想通貨支持派が議会で過半数を確保


Stand With Cryptoのデータによると、下院では仮想通貨支持派の候補者226名が当選を果たし、反対派の107名を大きく上回った。上院でも支持派14名に対し反対派9名という結果となった。

コインベースのブライアン・アームストロングCEOをはじめとする業界リーダーたちは、有権者の優先順位として仮想通貨政策が重要性を増していることを指摘している。

SEC委員長の交代観測も浮上


トランプ氏は選挙期間中、仮想通貨業界に厳しい規制を課してきたゲーリー・ゲンスラーSEC委員長の解任を示唆していた。

この人事が実現すれば、リップル対SEC訴訟をはじめとする係争案件の解決にも道が開ける可能性がある。

コインベースのポール・グレワル最高法務責任者は、SECに対して「訴訟から協力へ」の方針転換を求め、明確なルール作りを優先するよう呼びかけている。

市場は好感、XRPとビットコインが上昇


選挙結果を受けて仮想通貨市場は上昇。XRPは24時間で4.9%上昇し0.5329ドル(約81円)で取引され、ビットコイン(BTC)は史上最高値となる75000ドル(約1142万円)を突破した。

トロン・ネットワークのジャスティン・サン創設者は、トランプ政権下での業界成長支援策に期待を示している。一部のアナリストはXRPの価格が1.10ドル(約167円)まで上昇する可能性があると予測している。

米国議会における仮想通貨支持派の増加により、イノベーションを促進する規制環境の整備が進むとの期待が高まっている。

日本の投資家にとっても、米国の規制動向が今後の市場環境に大きな影響を与える可能性がある。

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