東証上場企業モブキャストHD、ソラナ戦略強化でOKJと提携

オーケーコイン・ジャパン株式会社と株式会社モブキャストホールディングスは12日、ソラナ(SOL)を軸としたトレジャリー事業領域で戦略的パートナーシップを構築する。
東京グロース市場に上場するモブキャストHDは、ソラナ特化型のデジタル・アセット・トレジャリー(DAT)事業を2025年10月から本格的に開始。
同社は累計9070SOL、取得価額にして2億5000万円超を保有しており、今回の提携はこの事業の信頼性と成長基盤をさらに強化する狙いだ。
OKJのインフラで運用体制を強化
モブキャストHDは2025年末までに、国内企業としてトップクラスのソラナ保有規模の実現を目指す方針を示している。
パートナーとなるOKJは、グローバルでブロックチェーン事業を展開するOKグループの日本法人。
金融庁に登録された暗号資産(仮想通貨)交換業者として、高いセキュリティ基準と安定した取引インフラを提供している。
モブキャストHDは、OKJが持つ機関投資家向けのサービスやカストディ機能を活用し、将来性が高いソラナの取得・保有・運用体制の安全性と効率性を高める計画。
世界的な経済情勢の変化や円安の進行、日本国内における物価高の継続など、資産を取り巻く環境は大きく変化している。
機関投資家においても暗号資産市場への参入やトレジャリー事業領域におけるデジタルアセットの活用が進んでいる。
モブキャストHDは国内外の主要取引所との提携を拡大し、安全性、流動性、分散性を兼ね備えた運用モデルを構築する方針を明らかにしている。
同社は事業の本格開始にあたり、国内仮想通貨取引所ビットポイントとも業務提携しており、複数の取引所との連携を進める戦略だ。
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