MidasとAxelar、リップルの利付トークンmXRP導入|年6〜8%

トークン化プラットフォームのMidasとブロックチェーン相互運用プロトコルAxelarの開発元であるInterop Labsは22日、新たなリキッドステーキングトークンmXRPをリリースした。
mXRR、リップル(XRP)基盤の年間6〜8%のベース利回りを目指すもので、XRP LedgerのEVM互換サイドチェーン上で発行される。
この商品は、XRPを分散型金融(DeFi)アプリケーションに統合する上で重要な一歩となった。また、Axelarのクロスチェーン相互運用インフラにより、mXRPは80以上のブロックチェーンで機能することが可能だ。
mXRPの仕組み
mXRPは、承認された第三者の資産運用会社が管理する市場形成や流動性供給といった利回り戦略のパフォーマンスを追跡する仕組みだ。
利用者はXRPを担保として預け入れることで、このトークン化された構造に参加できる。
トークンは、XRPL EVM上でERC-20資産として機能し、幅広いDeFiプロトコルとの互換性を実現する。
これにより、XRPは単に保有するだけでなく、新たな実用性を得ることになる。
基礎となる利回り戦略の純パフォーマンスを反映し、トークン価値は監査済みのスマートコントラクトを介して動的に調整される。
ただしmXRPを含む同社のトークンは、米国、英国、その他制裁対象地域のユーザーは利用できない。初期の提供は欧州およびアジア市場に限定される。
リップル関連ニュース
注目記事
筆者リスト
+ 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム