ビットマイン、2.1億ドル相当でETH運用開始|保有数400万枚超

イーサリアム(ETH)トレジャリー企業ビットマインは27日、保有するETHの一部をイーサリアムのPoSシステムに入金し、利回り運用を開始した。
同社は7万4880ETH(約2億1900万ドル)相当をステーキングに投入。
同社にとって初のステーキング実施となる。
保有量406万6000ETHを誇る同社が、単なる保有から積極的な運用へと舵を切った形だ。
保有量400万ETH突破後、初のステーキング実施
ビットマインは現在、約406万6000ETHを保有しており、イーサリアム総供給量の約3.37%を占める。
今回のステーキング入金は、同社が大量のETHを保有しながらも利回り収益を得ていなかった状況からの転換点となる。
アナリストの分析によると、現在の推定年利(APY)は約3.12%。
仮に全保有量をステーキングした場合、年間約12万6800ETHの利息収入が見込まれる。
現在価格で約3億7100万ドルに相当する規模だ。
同社は直近1週間で約9万8852ETHを平均2976ドルで追加取得しており、保有量400万ETHの大台を突破したばかり。
おすすめ仮想通貨の長期保有を前提とした積極的な買い増し戦略を継続している。
2026年に独自インフラ「MAVAN」展開へ
ビットマインは2026年初頭に「Made in America Validator Network(MAVAN)」と呼ばれる独自のステーキングインフラを展開する計画を掲げている。
今回の7万4880ETHの入金は、本格展開に先立つ試験運用とみられる。
同社のトーマス・リー会長は「MAVANは安全なステーキングインフラを提供する最高クラスのソリューションになる」と説明。
当初は2026年第1四半期にステーキングを開始する予定だったが、今回の動きでスケジュールが前倒しされた形となった。
ステーキング中のETHはプロトコルレベルの出金制限を受け、市場急変時に即座に流動化できない点には注意が必要だ。
同社は最終的にイーサリアム総供給量の5%取得を目標としており、今後もステーキング比率を段階的に高めていく方針とみられる。