世界初、ブラジルでXRP現物ETFが承認|価格上昇も

ブラジルの証券取引委員会(CVM)は19日、資産運用会社ハッシュデックスが申請していたリップル XRP +1.08%の現物上場投資信託(ETF)の上場を承認した。
ETFの運営はハッシュデックスが担当し、現地の投資ブローカーファームであるジニアル・インベスチメントスが管理を行う。
暗号資産(仮想通貨)XRPがETFとして上場するのは世界初の事例となる。ただし、ブラジルのB3取引所での取引開始の正式な日付は未定だ。
Xrp (XRP)
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規制下での安全な投資機会を提供
今回ETFとして承認されたファンド「HASHDEX NASDAQ XRP FUNDO DE ÍINDICE」は2024年12月10日に設立。現在は事前運用段階にある。
投資家は、仮想通貨取引所やプライベートキーを直接管理することなく、規制された環境でXRPへの投資が可能になる。
今回XRPが初のETFとして承認されたことで、一般的な証券取引所からのXRPへの投資が可能になる。そのため、個人から機関まで幅広い投資家からの資金流入を促進する可能性が指摘されている。
米国でもXRP ETFの申請相次ぐ
米国でも現在、複数の大手資産運用会社が、XRP現物ETFの申請を米証券取引委員会(SEC)に提出している。そのうちいくつかのXRP ETFは、承認の可否を決める正式な審査に入っている。
ブラジルでの承認は、米国市場における同様のETF承認への期待を高めている。
もし米国でXRP ETFが承認された場合、数十億ドル規模の新規資金が仮想通貨市場に流入する可能性があると一部のアナリストは指摘。XRPの価格形成にも大きな影響を与える可能性がある。
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