ビットコイン、10月に15万ドル到達か|クーパー・リサーチ予測

金融分析会社クーパー・リサーチは19日、ビットコイン BTC +0.04%が2025年10月上旬までに15万ドル(約2220万円)に到達すると予測した。
ビットコインの15万ドル到達は、レポート発表時点から22%の上昇を意味する。同社アナリストは、ビットコインが9月に14万ドル、10月には15万ドルまで上昇すると予想。
上記の強気な見通しは、機関投資家による採用、2100万枚の供給上限、デジタルゴールドとしての信頼性向上などの要因に基づいている。
予測を支える3つの要因
クーパー・リサーチの予測には、主に3つの要因がある。
第一に、2024年1月に承認された現物ビットコインETFへの資金流入だ。2025年半ばには、ETFへの資金流入が、過去最高水準を記録した。
第二の要因は、マクロ経済の圧力。2025年6月に米国労働統計局が報告したインフレ率の上昇と、FRBによる利下げの遅れが、ビットコインの需要を高めている。
最後に、市場構造の変化も重要だ。ビットコインのテクニカル分析では、価格急騰が不可避とされている。
レポートでは、現在のビットコインの値動きが過去の急騰パターンと類似しており、14万~20万ドルで市場が加熱する可能性があると分析している。
専門家による多様な見解
クーパー・リサーチが強気な姿勢を示す一方で、他のアナリストからは保守的な見通しも出ている。
例えば、Changellyは2025年10月のビットコイン価格を10万2989ドル〜11万2715ドルと予測。また、Stackerの調査では7万ドル〜25万ドルまで、幅広い見解が示された。
専門家は長期的な展望として、ビットコインが2030年までに45万8647ドル、2035年までには100万ドルを超え、デジタルゴールドとしての地位を確立すると予測している。
しかし、短期的なリスクも存在する。
2025年7月にトランプ大統領が発表した関税政策は、ビットコインに一時的な変動を引き起こした。
上記のような動向は、仮想通貨市場が依然として政治的・経済的な動きに敏感であることを示している。