ビットコインが停滞|ETH、XRP、BNBなど主要アルトコインは強気の兆候
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ビットコイン(BTC) BTC +0.09%は過去2週間、116,000ドルから120,000ドルの間で横ばいの取引が続いており、トレーダー間の方向性が定まらない状況を示している。
一方、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)といった主要なアルトコインは強さの兆しを見せており、イーサリアムは重要な抵抗線を上抜け、リップルは主要な水準で支持されている。
ビットコインは停滞、アルトコインは強気の兆し
ビットコインの価格は過去最高値を更新後、116,000ドルから120,000ドルの範囲で停滞している。
執筆時点では約118,900ドルで取引されており、レンジ上限に近づいているが、明確な方向性は見えていない。
日足チャートの相対力指数(RSI)は強気の勢いを示唆する一方、移動平均収束拡散手法(MACD)指標は弱気のシグナルを発しており、市場の不確実性を反映している。
対照的に、イーサリアム ETH +0.15%は日足の抵抗線であった3,730ドルを上回り、3,800ドル以上で取引されている。この勢いが続けば、心理的な節目である4,000ドルを目指す展開も期待される。
リップルも主要な支持線で反発を見せ、回復基調にあるものの、上値の重さも指摘されており、今後の動向が注視される。また、バイナンスコイン(BNB)は827ドルの過去最高値を更新した。
ビットコインの未来を切り拓く新プロジェクト
こうした市場環境の中、既存の暗号資産(仮想通貨)の価格動向だけでなく、基盤技術そのものを進化させようとする新しいプロジェクトにも注目が集まっている。

特に、暗号資産の王様であるビットコインの可能性をさらに広げる試みが活発化している。その代表格として期待されているのが、Bitcoin Hyper(HYPER)だ。
これは、ビットコインの長年の課題である取引速度の遅さや手数料の高騰といったスケーラビリティ問題を解決するために設計された、新しいレイヤー2ブロックチェーンだ。
ホワイトペーパーによると、ソラナの高速な仮想マシン技術を統合することで、ビットコイン上でスマートコントラクトや分散型金融(DeFi)の利用を可能にし、クロスチェーン相互運用性も実現することを目指している。
この革新的なアプローチは投資家から高い評価を受けており、プレセール開始からわずか3ヶ月足らずで430万ドル以上の資金調達に成功した。
現在のトークン価格は0.012375ドルで、初期段階から大きな関心を集めていることが分かる。Bitcoin Hyperは、ビットコインの堅牢なセキュリティを維持しつつ、そのエコシステムにイーサリアムのような拡張性をもたらす可能性を秘めている。
今後の開発と市場での普及が期待される、注目のプロジェクトと言えるだろう。