億り人がBTC→XRPに2500万ドル投資|アルトコインシーズン再来か
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ビットコイン(BTC)取引で億り人となったジェームズ・ウィン投資家は、保有資産の大部分をリップル(XRP)に投資すると表明した。
投資額は少なくとも2500万ドル以上とみられる。
過去に12億ドル相当のビットコインロングポジションを保有していた実績を持つ同氏の戦略転換は、アルトコインへの資金流入を示すとして注目されている。
ビットコインからリップル今後への大規模シフト
ウィン氏は、2023年にペペコイン(PEPE)への7600ドルの投資を2500万ドルに増やし、仮想通貨コミュニティで一躍有名になった人物だ。
その後、分散型デリバティブ取引所ハイパーリキッドで最大40倍のレバレッジを使った高リスク取引を展開し、70日間で1億ドル以上の利益を上げた。
ウィン氏の投資表明はXで120万回以上閲覧され、仮想通貨コミュニティで大きな反響を呼んだ。
同氏は「リップルがSWIFT取引量のわずか1%でも奪うことができれば、誰も予想していない市場の激変が起きる」と述べた。
リップルを未来のブリッジ通貨と位置づけている。
アルトコイン市場への資金流入が加速か
ウィン氏の投資表明とほぼ同時に、リップル社はHidden Road社の12億5000万ドルでの買収を完了。
機関投資家向けサービス「リップル・プライム」として再編した。
リップルはグローバルなマルチアセット・プライムブローカーを所有・運営することになり、機関投資家の採用拡大に向けた基盤を整えた。
調査会社のシスティンリサーチは、ウィン氏の決断を大胆だが論理的と評価。
同社のレポートでは、リップルを「忍耐力のある人にとって合理的な長期投資」と位置づけている。
銀行、企業、取引所がリップルインフラを国際決済に利用する動きは、緩やかだが避けられないプロセスだと分析されている。
ウィン氏の投資表明を受け、リップル価格は10月25日に2.60ドルを突破し、10日ぶりの高値を記録。
過去24時間で取引高は36.9%増の46億8000万ドルに達している。
規制環境の改善とETF承認への期待
リップルを巡る規制環境も改善の兆しを見せている。
ソラナ(SOL)、ライトコイン(LTC)など他のプロジェクトが既にETF承認を受けている中、リップルのETF承認も期待されている。
短期的には価格が約2.60ドル付近で推移し、調整局面を迎えているが、機関投資家の動きは着実に進んでいる。
市場は流動性、スピード、トークン化が中心となる構造的な転換の前夜にあり、その中でリップルの位置づけが注目されている。
ウィン氏の投資表明は、アルトコインへの資金移動の始まりを示す可能性がある。
過去のサイクルでは、ビットコイン価格の上昇後にアルトコインが追随するパターンが見られてきた。
今回もそのパターンが再現されるかどうか、市場参加者の注目が集まっている。
プレセール中プロジェクトへの投資機会も浮上

ウィン氏のような大規模投資家が既存プロジェクトに注目する一方で、プレセール開催中のプロジェクトにも関心が集まっている。
その一つがBitcoin Hyper(HYPER)だ。
このプロジェクトは、ビットコインのスケーラビリティ問題に対処することを目指している。
Bitcoin Hyperはプレセール開催中で、約0.0000193ドルという低価格で取引されている。
ソラナのアーキテクチャを活用することで、ビットコインに秒未満のトランザクション処理能力とほぼゼロに近い手数料を実現する。
これは従来のビットコインネットワークが抱える速度と手数料の課題に対する革新的なアプローチだ。
プロジェクトはビットコインを完全にプログラム可能な経済システムに変革する可能性を示唆している。
現在の時価総額は約1万8000ドルと小規模だが、これは初期投資家にとっての参入障壁が低いことを意味する。
Bitcoin Hyperはレイヤー2ソリューションのトレンドとミームコインの人気を組み合わせた戦略を採用。
開発チームは、ゼロ知識証明を使用してトランザクションを検証した後、ビットコインのレイヤー1チェーンにコミットする技術を開発中だ。
この技術が実現すれば、ビットコインエコシステムにおけるDeFiの可能性を大きく広げることになる。
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