ステーブルコインUSDC史上最大規模に、新しい仮想通貨へ期待
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米サークル社が発行するステーブルコインUSDCは26日、時価総額が600億ドル(約9兆円)を突破し、過去最高を記録した。
また、ステーブルコイン全体の市場規模も成長しており、その規模は先日2,300億ドルを突破した。その中で、USDCの市場シェア率は、テザー(USDT)の63%に次ぐ25.4%となっている。
USDC成長の背景
USDC成長の背景としては、分散型金融(DeFi)での採用促進、機関投資家の参入増加、国際送金や決済など利用シーンの拡大などが考えられる。
たとえばUSDCは元々、大部分がイーサリアム(ETH)ネットワーク上で発行されていたが、最近はソラナ(SOL)、Base、アービトラムなどの他のブロックチェーン上でも相当量が増加している。
また日本でも、SBI VCトレードがUSDCの一般取引サービスを開始するなど、その利用可能性とアクセシビリティが拡大している。
仮想通貨市場におけるステーブルコインの役割は今後も拡大し続けると予想され、USDCはその主要プレーヤーとしての地位を固めつつある。
ソラナエコシステムの進化とSolaxy(SOLX)の台頭
投資家の多くは、ステーブルコイン市場を「市場の温度計」として見ている。そのため最近の市場の成長に伴い、新しい仮想通貨プロジェクトへの資金流入も進んでいる。
一例としてソラナエコシステムにおける革新的なレイヤー2スケーリングソリューション「Solaxy(SOLX)」は、ソラナの処理能力を飛躍的に向上させることを目的としたプロジェクトとして注目されている。
SOLXトークンの上場に備えた事前販売では、すでに2,750万ドル(約41億円)以上の資金を調達。今後は、ソラナとイーサリアム間のクロスチェーン機能などの実装も予定している。
ソラナの処理能力向上を支援するSolaxyの取り組みは、USDCなどのステーブルコインがソラナネットワーク上でさらに効率的に機能することを可能にし、分散型金融の新たな可能性を広げることが期待されている。