イーロン・マスク率いるテスラ、ビットコイン1000億円超を移動

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三重県出身。金融ライターとしての活動を2014年に開始。暗号資産(仮想通貨)やFXを取り扱う国内外の金融・フィンテックメディアに従事する。自身でも仮想通貨投資を行っており、トレーダーとしての独自視点を交えたコンテンツ制作が得意。20年12月、CryptoNews...

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イーロン・マスク氏率いる米テスラ社は16日、同社の保有する暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のほとんどを別のアドレスへ移動したことが分かった。

複数回のトランザクションに分けて送金が行われており、約1万1500枚(約1100億円)のビットコインが移動されている。

送金先や送金目的は、執筆時点では判明していない。ただし一部では、同社がBTCを売却しているのではないかという噂が流れている。

4番目に大きなビットコイン保有企業

同社は米国の上場企業の中で、マイクロストラテジー、マラ・ホールディングス、ライオット・プラットフォームズに次いで4番目に多くのBTCを保有する企業となっている。

同社は2021年2月、当時15億ドル相当のビットコインを購入。しかし2022年初頭には、ビットコイン価格が下落したこともあり、同社は75%の損失でビットコインを売却した。

その後の保有量は、約1万1500BTCとなっていた。今回移動されたビットコインは、このときに売却せずに保有していた残り分だ。

7万ドルに迫るビットコイン

BTC価格は、過去1ヶ月で20%以上の上昇を見せており、7万ドルのラインまで迫っている。円建てで見ると、8月初頭の水準の1BTCあたり1000万円に到達している。

この背景としては、さまざまな要因が挙げられている。

その中で1つ言われているのは、仮想通貨取引所マウントゴックスが、債権者への返金期限を2025年10月31日まで延長したことがある。

同取引所は過去、95万BTC規模のハッキング事件を引き起こした。

その後、失ったBTCの補償に向けて動いてきており、返済されたBTCが債権者によって売却されるのではないかという懸念があった。

その返金期限が延長されたことで、市場には一時的な安心感が流れたとこで、ビットコイン価格にも影響が出たと考えられている。

関連:Mt.Gox、返金期限を2025年10月に延長|市場に安堵感

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