米ステーブルコイン法案成立でクジラ活発化｜注目のミームコインとは

米国初となるステーブルコイン規制法案GENIUS Actが18日、ドナルド・トランプ大統領の署名を受けて正式に成立した。

また、米SECおよび米商品先物取引委員会（CFTC）の規制権限を明確化するCLARITY Actも下院を通過し、現在は上院での審議を控えている状況だ。

こうした暗号資産（仮想通貨）規制の明確化は、市場に対する信頼感を高めるうえで重要なステップと評価されており、市場ではクジラと呼ばれる大口投資家による特定のアルトコインへの資金移動が加速している。

規制明確化を受け、ステーキング関連銘柄に関心集まる

今週、リド（LDO）に対してクジラによる大規模な買い集めが確認された。過去7日間でクジラのLDO保有量は40.38％増加し、合計1868万LDOに達している。

価格面でもリドは好調で、前月比で81％の上昇を記録しており、現在もその勢いを維持している。

GENIUS Actの成立を受け、ステーキング関連資産への市場の期待は一段と高まっている。

イーサリアム（ETH）のステーキングが制度的に容認される中で、リドのようなプロトコルは機関投資家の注目を集める可能性がある。

ミームコイン市場にもクジラの資金流入が活発化

フロキ（FLOKI）は今週、大口投資家の注目を集めた。クジラの保有量は4.63％増加し、272億4000万FLOKIとなった。この増加は過去7日間で約590万円相当の新規資金流入を意味する。

フロキの価格は前月比で135％上昇しており、さらなる高騰が期待される。

フロキなどの主要ミームコインの急騰は、米国での法整備進展に伴い投機的な仮想通貨への信頼が高まった結果だ。

ビットコインの未来を拓く新たなミームコインが話題に

既存アルトコインへの資金還流と並び、市場はビットコイン（BTC）の基盤技術を進化させる次世代プロジェクトにも向けられている。

その中でも注目を集めているのが、レイヤー2ソリューションとして開発されたBitcoin Hyper（HYPER）だ。

この革新的なミームコインは、ソラナ（SOL）の仮想マシンを統合することで、処理速度やスケーラビリティといったビットコインの課題解決を目指している。

ホワイトペーパーによれば、Bitcoin Hyperは1秒あたり最大40万件の取引を、0.0001ドル未満という低コストで処理可能とされており、ビットコインの実用性を大幅に高めるポテンシャルを備えている。

現在実施中のプレセールでは、1トークンあたり0.012375ドルで販売されており、すでに420万ドル以上の資金を調達している。また、初期プレセール参加者には最大223％のステーキング報酬が提供される。

ビットコインの堅牢な信頼性とソラナの高い拡張性を組み合わせたBitcoin Hyperは、今後有望な投資対象として注目されている。

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