BTC25万ドル、ETH1万ドル予測|弱気相場は仕込みのチャンスか
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ファンドストラットのトム・リー創業者は14日、ビットコイン(BTC)が2025年末までに25万ドル、イーサリアム(ETH)が1万ドルに達する可能性があると予測した。
同氏は、現在の市場の不安定さは「短期的な痛み」であると指摘し、弱気相場こそが仕込みのチャンスだと強調する。
続けて、市場は感謝祭後の6~8週間で回復が始まるとの見通しを示し、ウォール街のイーサリアムスーパーサイクルへの移行という大きな流れは変わらないと強調した。
350万ETH保有、弱気相場で積極的な買い増し
リー氏の強気姿勢は言葉だけではない。
同氏が会長を務めるビットマイン社は11月10日、350万5723ETHと192BTCを保有していると発表。
これは、イーサリアム総供給量の約2.9%に相当する。
注目すべきは、同社が市場の下落局面で大規模な買い増しを実行している点だ。
11月には11万288ETHを追加購入し、前週比34%増のペースでETHを購入した。
リー氏は声明の中で「最近のETH価格の下落は絶好の買い場であり、今週は購入額を増やした」と述べている。
同社の総資産は132億ドルに達し、イーサリアム供給量の5%取得を目指す「アルケミー・オブ・5%」構想の折り返し地点を超えた。
リー氏のこの姿勢は、弱気相場が仕込みのチャンスであることを示す具体的な証拠となっている。
ウォール街の関心とイーサリアム今後の回復シナリオ
リー氏が強気姿勢を維持する背景には、ウォール街の機関投資家によるブロックチェーンへの移行という大きな潮流がある。
米国で審議されているクラリティ法案やビットコイン戦略的準備法案などの法整備が、この流れを後押ししている。
リー氏は、ニューヨーク証券取引所でイーサリアム財団と共催した金融機関向けサミットを振り返り、ウォール街は資産のトークン化に強い関心を示していると述べた。
同社は14日、チー・ツァン氏を新CEOに任命するなど、経営陣の刷新を発表。
リー氏はこの動きを、伝統的な資本市場とイーサリアムのエコシステムを繋ぐための戦略的な布石だと説明している。
同氏によると、イーサリアムは4年間のベース形成を経てレンジを抜け出したばかりで、新たな価格発見の段階に入るという。
イーサリアム価格は2021年に最高値4878ドルを記録して以来、広範なレンジ内で推移していたが、2025年8月に一時この水準を回復し4946ドルと過去最高値を更新。
その後は再び下落したものの、過去1年間で50%以上上昇している。
ビットコインの成長を支える新技術、Bitcoin Hyper

リー氏が予測するビットコイン価格の25万ドルへの上昇には、その基盤技術であるスケーラビリティの問題解決が不可欠だ。
ビットコインの機能を拡張し、DeFiなどのユースケースを可能にするレイヤー2ソリューションへの関心が急速に高まっている。
その代表格として注目を集めているのが、ビットコインレイヤー2のBitcoin Hyper(HYPER)だ。
ソラナ仮想マシン(SVM)技術を活用し、ビットコインの堅牢なセキュリティを維持しつつ、取引の高速化と手数料の大幅な削減を目指している。
HYPERは、仮想通貨プレセール段階で約27700万ドル以上を調達するなど、初期から高い期待を集めている。
最近では、アクティブアドレス数が月間で28%増加するなど、オンチェーン活動も活発化。
約46%という高い年間利回り(APY)を提供するステーキングプログラムは、弱気相場で収益機会を求める投資家にとって大きな魅力となっている。
最近では24時間で13.58%の価格上昇を記録し、約48万9000ドル相当のクジラ(大口投資家)による購入も報告されるなど、市場の関心が急速に高まっている。
弱気相場を仕込みのチャンスと捉える投資家にとって、ビットコインエコシステムの次なる進化を担うプロジェクトとして注目される存在だ。
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