テザー、8.3万ビットコインの資産内訳を初公開|金も保有

ステーブルコイン大手Tether(テザー)のパオロ・アルドイノCEOは28日、スイスのルガーノで開催されたPlan Bフォーラムにおいて、同社の保有資産の詳細を明らかにした。
Tetherの資産内容が明らかに
アルドイノCEOは、Uquid社のトラン・フンCEOからの質問に答える形で、同社が82454BTCと48.3トンの金を保有していることを公表した。
さらに、1000億ドル(約15兆3040億円)規模の米国債も保有していると明らかにした。暗号資産(仮想通貨)コミュニティからは、USDTの安定性を高める要因として、特に金の保有について好意的な評価が寄せられている。
JUST IN : Tether CEO confirms their reserves hold a total of 82,454 BTC and 48.3 tons of gold. 💰📈 #Tether #Bitcoin @LuganoPlanB pic.twitter.com/QRCi1hqMO2
— Tran Hung (@spaftu) October 26, 2024
WSJの報道内容を否定
今回の資産内容の公表は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた米連邦政府による制裁および資金洗浄規制違反の疑いに関する調査報告を受けたものだ。
アルドイノCEOは、この報道内容を「明確に誤りである」と否定し、「Tetherは10年間で約1億900万ドル(約167億円)相当のUSDTを不正行為から回収することに貢献してきた」と述べた。
At Tether, we deal regularly and directly with law enforcement officials to help prevent rogue nations, terrorists and criminals from misusing USDt. We would know if we are being investigated as the article falsely claimed. Based on that, we can confirm that the allegations in…
— Paolo Ardoino 🤖🍐 (@paoloardoino) October 25, 2024
規制当局との連携強化へ
仮想業界業界における最大手ステーブルコインの発行体として、Tetherは透明性の向上と規制当局との関係強化を進めている。
個人投資家にとって、今回の発表は仮想通貨市場の成熟度を示す重要な指標となる。特にステーブルコインの裏付け資産が明確になることで、取引時の信頼性が向上すると専門家は指摘している。
今回の資産内容の公表により、Tetherの財務状況の透明性が高まったことで、仮想通貨市場全体への信頼性向上にもつながると期待されている。