ソラナ、上昇転換か｜注目すべき仮想通貨プレセール中の銘柄

ソラナ（SOL）の価格は6日、過去24時間で1.2%上昇し、145ドル台に達した。

ソラナの上昇が勢いづく中、X（旧Twitter）にて13.6万人以上のフォロワーを持つテクニカル分析家アリ・マルティネス氏は、ソラナ（SOL）の強気パターン形成を指摘した。

同氏は、月足チャートに強気の「カップアンドハンドル」パターンが形成されていると共有。

この「カップ」部分は2022年11月頃に形成が始まり、「ハンドル」部分は関税引き上げによるパニック売りの中で現れたとされる。

このパターンが短期的に形成されたものではなく、2年半をかけて形作られた点は、さらに心強い強気の兆候である。

ソラナは4月第2週以降、約38%上昇しており、良好な上昇モメンタムを示している。

ソラナ上のトークン化株式とETFへの期待

ソラナブロックチェーン上での株式トークン化への動きも活発化している。

ソラナ政策研究所は「プロジェクト・オープン」と呼ばれる提案をSEC（米国証券取引委員会）に提出。

これは株式の取引可能なトークンを発行するものである。

また、資産運用大手ブラックロック社のラリー・フィンクCEOは、株式トークン化の考えを支持しており、金融市場に革命を起こす可能性があると信じている。

これにより取引は迅速化され、決済遅延で滞留している数十億ドルがほぼ瞬時に市場に還流し、時間とともにさらなる富を生み出す可能性がある。

すべての株式、すべての債券、すべてのファンド、すべての資産がトークン化される可能性がある。

もし実現すれば、投資に革命が起こるだろう、とフィンク氏は述べている。

さらに良いニュースとして、ブルームバーグは、2025年中にソラナの上場投資信託（ETF）が承認される確率を90%と予測している。

加えて、ソラナのステーブルコイン供給量も過去最高水準にある。

昨年の50億ドル（約7200億円）から、2025年2月には117億ドル（約1兆6848億円）に達し、5月にはさらに130億ドル（約1兆8720億円）へと急増した。

このような増加は、Web3および分散型金融（DeFi）分野で新たな可能性を切り開くはずだ。

全体として、ソラナの成長に乗じたいのであれば、今が投資の好機かもしれない。

注目されるソラナエコシステムの仮想通貨

ここからは、ソラナエコシステムで注目に値する暗号資産（仮想通貨）3選を紹介する。

1. Solaxy （SOLX）｜ソラナ基盤、プレセールで3200万ドル超調達

ソラナには価格を新たな高みへと押し上げる可能性のある多くのポジティブな要因があるが、ネットワークが混雑とスケーラビリティの問題を克服するまでは、その潜在能力を完全に発揮することは難しいだろう。

そこで登場するのがSolaxy （SOLX）である。Solaxyは新しい仮想通貨であり、現実世界での応用を提供する数少ないプロジェクトの一つだ。

ソラナ上に初のレイヤー2スケーリングプロトコルを構築する計画である。

このソラナのレイヤー2は、一部のトランザクションをサイドチェーンにオフロードすることで、ソラナのメインネットへの負荷を軽減。

これによりブロックチェーン全体の速度を向上させる。

さらに、SOLXは多くのトランザクションを個別にではなく同時に処理することで、ソラナの取引手数料も削減する。

Solaxyは最も人気のあるブロックチェーンの一つに新たな息吹を吹き込むことを目指している。

よってSOLXが2030年までに1万1600%急騰し、0.20ドルに達すると予想されるのも不思議ではない。

しかし、現在、1 SOLXの価格はわずか0.001714ドル（約0.25円）である。

これはトークンが仮想通貨プレセール中であり、すでに驚異的な3300万ドル（約47億5200万円）を調達しているためだ。

Solaxy公式サイトを見てみる

2. ボンク （BONK）｜ソラナの犬系ミームコイン

時価総額15億ドル（約2,60億円）を超えるボンク（BONK）は、ソラナ上で最大の犬をテーマにしたミームコインであり、初めて登場した犬コインでもある。

犬系仮想通貨の可能性について疑問がある場合は、史上最も成功したミームコインを見てみると良い。

時価総額トップ5のミームコインうち3つ、すなわちドージコイン（DOGE）、柴犬コイン（SHIB）、そしてボンクは、犬にインスパイアされている。

ボンクのチャートを見ると、現在は以前のレジスタンスゾーンであった0.000016ドル（約0.0023円）レベルでサポートを確立しているようだ。

この仮想通貨は過去1ヶ月で既に50%以上上昇しており、ソラナが上昇すればさらに上昇する可能性がある。

0.0000161ドル（約0.0023円）という低価格のおかげで、ボンクは現在購入すべき安価な仮想通貨の候補となっている。

3. ファートコイン （FARTCOIN）｜ソラナで最も騒々しく臭いトークン

Truth Terminal AIチャットボットの提案により作成されたファートコイン（FARTCOIN）は、市場で最も面白いコミュニティ主導型仮想通貨の一つである。

トークン保有者が面白い「おなら（FART）」に関するジョークを提出すると報酬が与えられる。

さらに、トランザクションが通過するたびにおならの音を出す「ガス代」メカニズムがある。

仮想通貨の熱心なファンはFARTCOINを急騰させ、市場で最高のミームコインの一つとなった。

このトークンは過去1ヶ月ほどで145%以上急騰しており、1.20ドル（約173円）のレジスタンスレベルを突破すれば、さらに勢いを増して上昇を続けると予想される。

現在はわずか1.09ドル（約157円）で購入できる。

市場全体の動向も重要

ソラナの今後の上昇モメンタムは、そのネットワーク上の優れたアルトコインを急騰させる可能性がある。

しかし、市場は変動が激しく、浮き沈みに満ちている。

そのため、自身で調査（DYOR）を行い、許容できる範囲の少額を投資することが推奨される。