ソラナステーキングJito、新たにリステーキング参入を発表

DeFi 仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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ソラナ(SOL)ブロックチェーンの大手ステーキングプロトコルであるJitoは26日、新商品「Jito Restaking」のリリースを発表し、リステーキング市場へ正式参入することが分かった。

このソラナで20億ドル以上の預かり資産(TVL)を誇る同プロトコルの動きは、暗号資産(仮想通貨)のステーキングおよびリステーキング市場を活性化させることが期待されている。

同プロトコルのガバナンストークンであるJTOは、過去24時間で11%以上の高騰を見せている。

同トークンは、分散型取引所(DEX)もしくは海外の各仮想通貨取引所で売買することが可能だ。

2つのプログラムで構成


同プロトコルの新商品は、「Vaultプログラム」と「Restakingプログラム」という2つの仕組みで構成されている。

  • Vaultプログラム:リキッド・リステーキング・トークン(LRT)および複数のSPL規格(ソラナ上の)トークンの管理、ミント、委任を処理するシステム。
  • Restakingプログラム:Actively Validated Services(AVS)およびオペレーターを保護したり、報酬とペナルティを管理するシステム。

これらのシステムにより、トークン(LRTやSPLトークン)やアプリケーション(レイヤー2や保険など)の作成および管理の機能が提供できるようになるという。

ステークされた資産の再利用を促進


リステーキングとは、ステーキングされた仮想通貨を再利用(リステーク)し、他のブロックチェーンアプリやサービスを保護を可能にする仕組みだ。

イーサリアム(ETH)ブロックチェーンに2023年誕生した初のリステーキングプロトコルであるEigenLayerは、執筆時点までに150億ドル以上の預金を集めている。

その後も、EigenLayerの派生プロトコルや競合プロトコルが誕生し、着々と預かり資産を集めている。

一方ソラナでも、「Solayer」というリステーキングプロトコルが5月にローンチされ、執筆時点で約1億5000万ドルの預金を集めている。

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