リップル、XRPLへスマートコントラクト実装|EVM互換もあり

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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米リップル社は2日、同社が開発するXRP Ledger(XRPL)上にイーサリアム仮想マシン(EVM)互換性のあるサイドチェーンを追加する予定であると述べた。

これにより、XRPLへEVMサイドチェーンを経由したスマートコントラクト実装が実現し、分散型取引所(DeFi)やトークン発行などの機能が利用できるようになる。

また、XRPLのメインネットでも今後、スマートコントラクトが利用できるようになるという。

実装は「今後数ヶ月以内」と述べているものの、具体的な時期は明かされていない。

契約の自動実行プログラム


スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上の処理を自動実行するためのプログラムだ。

この技術により、人や企業などの仲介者を必要とせず、トークン発行や契約の実行などを行うことができる。

現在では、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンをはじめとするプラットホームでスマートコントラクトが実装されており、DeFiなどのアプリケーションの作成や稼働を支援している。

EVM互換性のあるスマートコントラクト


リップル社は、EVM互換のスマートコントラクトを、XRPLおよびXRPLサイドチェーンで追加する予定だ。

EVMとは、イーサリアムと同等の環境下でスマートコントラクトを実行するためのソフトウェアだ。

そのため開発者は、使い慣れたツールやプログラミング言語(Solidity)を使用したアプリケーションの開発ができる。

Axelarネットワークを使用


XRPLサイドチェーンを作成するにあたり、ブリッジサービスのAxelarを使用してトークンの転送などを行うという。

これにより、リップル(XRP)トークンはラップされ、「eXRP」がサイドチェーン上のネイティブトークンとして稼働する。

また、50以上のブロックチェーン間でトークンが転送できるようになるという。

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