リミックスポイント、ビットコイン5億円分の追加投資が完了

ビットコイン(BTC)
暗号資産ライター
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東京証券取引所に上場するリミックスポイントは26日、保有資産の円安対策として、新たに5億円相当となるビットコイン(BTC)33.03382664枚を購入したと発表した

これは、今年9月に続く追加投資になる。

円安とビットコイン上昇への期待

リミックスポイントは今回のビットコイン購入の背景として、今年初めのビットコイン半減期後の価格上昇トレンドと、スポットETFの承認による機関投資家の参入増加への期待を挙げている。

実際、ビットコインは半減期以降、上昇傾向にあり、多くの専門家が今後のさらなる価格上昇を予測している。

また、アメリカではスポットETFの承認が相次いでおり、機関投資家の参入障壁が下がっていることも、ビットコイン市場の活性化に繋がると期待されている。

同社は今年9月にも、7億5000万円相当をビットコイン、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)の購入に充てており、ポートフォリオの多様化を進めている。

株主承認済みの戦略

今回のビットコイン購入は、株主が承認済みの戦略に基づくものだ。

リミックスポイントは保有する通貨の価値変動リスクを相殺し、円安リスクに対抗するため、暗号資産(仮想通貨)への投資を強化している。

近年、世界的なインフレや地政学リスクの高まりから、安全資産としてのビットコインの魅力が高まっている。

リミックスポイントもこうした状況を踏まえ、長期的な視点でビットコインを保有することで、企業価値の向上を目指していると考えられる。

同社の資料によると、現在の仮想通貨ポートフォリオ全体の未実現利益は、すでに8億6039万4444円に達している。

リミックスポイントとは?

2004年に設立されたリミックスポイントは、元々はソフトウェア会社だったが、近年は電力と自動車の取引に事業を拡大している。

2006年には東京証券取引所に上場し、2023年には傘下の仮想通貨取引所BITPOINTをSBIに売却した。

今回のビットコイン購入が連結業績に重要な影響を与える場合には、速やかに情報を開示するとしている。

また、21日には、ドージコイン(DOGE)とリップル(XRP)を、それぞれ5000万円分購入したことを発表している。

関連記事:ビットポイント親会社、XRPとDOGEなど5億円分を追加購入へ

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