ストラテジー、116億円分のBTC追加購入|総保有71万枚突破

米ストラテジーは1月26日から2月1日にかけて、ビットコイン(BTC)855枚を7530万ドル(約116億円)で追加購入した。
総保有量は71万3502BTCに到達し、発行上限2100万枚の約3.4%を占める世界最大の企業保有者としての地位を固めた。
週末のBTC急落で同社の平均取得単価を一時下回り、2023年以来初めて含み損に転じる場面もあった。
6週連続の買い増しと資金調達
今回の購入は1月26日から2月1日にかけて実行され、平均取得単価は1BTCあたり8万7974ドル。
同社のマイケル・セイラー会長は「71万3502BTCを保有。総取得額は約542億6000万ドル、平均取得単価は7万6052ドル」と報告。
これで同社は6週連続のビットコイン購入となった。
1月中旬には約21億3000万ドルで2万2305BTCを、1月下旬には約2億6400万ドルで2932BTCを取得。
資金は株式のATMオファリングで調達しており、先週は67万3527株を売却して約1億610万ドルを確保。
なお、ATM枠には約80億6000万ドルの発行余力が残っている。
BTC急落で一時含み損、株価は7%超下落
週末にかけてBTC価格は一時7万5000ドルを割り込み、同社の平均取得単価7万6052ドルを2023年10月以来初めて下回った。
この瞬間、同社のBTC保有は含み損に転落。
推定で約1億5000万ドルの含み損が発生したとされる。
その後BTCは7万7000ドル台まで回復し、同社の保有は損益分岐点付近に戻った。
しかし市場の反応は厳しく、ストラテジー株価はプレマーケットで7.3%下落し、138.80ドルの複数年ぶり安値を記録。
高値圏での継続購入や株式希薄化への懸念が投資家心理を圧迫している。
セイラー氏は「BTC価格が90%下落しても強制清算は発生しない」資本構造を構築済みと主張。
ノルウェー政府年金基金がMSTR株を通じて間接的にBTCエクスポージャーを取得しているとのK33のデータもあり、機関投資家の関心は継続。
ビットコイン価格が史上最高値から変動する中でも、同社は一貫した仮想通貨長期保有の戦略を維持している。