マイクロストラテジー、882億円のビットコイン追加購入

マイクロストラテジーは22日、5262ビットコイン(BTC)を882億円(1BTC=約1677万円)で追加購入した。
機関投資家による積極的な投資姿勢が継続
マイクロストラテジーのビットコイン(BTC)保有総数は44万4262BTCとなった。同社の投資総額は約4兆3550億円で、平均取得価格は1BTCあたり約979万円となっている。
同社は23日にナスダック100指数への編入を控えており、機関投資家による仮想通貨投資の本格化を象徴する動きとして注目を集めている。
経営体制の強化で仮想通貨戦略を加速
同社は取締役会の新メンバーとして、元Binance.US CEOのブライアン・ブルックス氏、Galaxy Digitalの取締役であるジェーン・ディーツェ氏、Fanatics Holdingsのグレッグ・ウィニアルスキ氏を迎え入れた。ビットコインを軸とした事業戦略の強化を進めている。
米国の仮想通貨政策への提言も活発化
マイケル・セイラー共同創業者は、トランプ次期大統領が提案する戦略的ビットコイン準備金構想を支持している。
この構想は、米国のデジタル資産産業の成長促進や明確なコンプライアンス基準の確立を目指すもので、米国債務36兆ドル(約56.6兆円)の解消にも寄与する可能性があるとしている。
今後の展望:機関投資家による市場の更なる成熟へ
マイクロストラテジーの積極的な投資姿勢は、機関投資家による仮想通貨市場への参入拡大を示している。
ナスダック100指数への編入により、3220億ドル(約50.6兆円)規模のInvesco QQQ Trust(QQQ)を通じて、より多くの投資家に間接的なビットコイン投資の機会が提供されることになる。
同社は今後も価格に関係なくビットコインの購入を継続する方針を示しており、機関投資家主導による市場の成熟が期待される。
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