BTC保有のマイクロストラテジー、ナスダック100指数に採用

ビットコイン(BTC)
暗号資産ジャーナリスト
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最終更新日: 

マイクロストラテジーは13日、Nasdaq(ナスダック)のナスダック100指数の年次銘柄に採用された発表した

世界最大級のETF「QQQ」に組み入れ、数十億ドル規模の資金流入か


ナスダック100指数は、ナスダック市場に上場する時価総額上位100社(金融を除く)で構成される株価指数である。

マイクロストラテジーの採用は、同社がビットコイン(BTC)を積極的に保有する企業として、初めて同指数に名を連ねることを意味する。最新データによると、同社はナスダック100指数内で時価総額40位に位置する見込みだ。

今回の採用で、マイクロストラテジーは、運用資産3000億ドル超を誇る世界最大級の上場投資信託(ETF)「Invesco QQQ Trust (Nasdaq: QQQ)」に組み入れられることになる。

これは、同ETFを通じて、数十億ドル規模のパッシブ投資資金が同社に流入する可能性を示唆するものであり、同社株価に大きな影響を与えることが予想される。

マイクロストラテジーの戦略と、日本を含む仮想通貨市場への影響


マイクロストラテジーは、余剰資金をインフレヘッジとしてビットコインに投資する戦略を、2020年から積極的に推進してきた。同社は現在、存在する全ビットコインの2%以上に当たる、423650 BTCを保有しており、その価値は約63兆3473億円に上る。

日本国内でも、多くの企業が米国での現物ビットコインETF承認の流れを受けて、同様の動きが出てくる可能性がある。

同社の今回のナスダック100指数採用は、同社のビットコイン投資戦略への信任を示すものであり、仮想通貨市場全体にとっても追い風となる。

特に、日本を含む各国の機関投資家が、仮想通貨への投資を検討する上で、重要な判断材料となることが期待される。

このニュースは、ビットコインが単なる投機対象ではなく、企業の財務戦略の一環として認められつつあることを示している。

ビットコイン投資の新たな時代


マイクロストラテジーのナスダック100指数採用は、ビットコイン投資が新たな段階に入ったことを象徴する出来事と言える。

今後、機関投資家による仮想通貨への投資がさらに拡大し、市場規模が拡大する可能性がある。日本でも、金融庁が仮想通貨に関する規制整備の議論を進めており、投資環境が整いつつある。

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