フレンドテック、独自チェーン「Friendchain」開発へ|Baseから離脱

仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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独自チェーンを開発するフレンドテック

Web3版SNSであるFriend.tech(フレンドテック)は8日、コインベースが開発するレイヤー2であるBaseチェーンを離れ、独自チェーンである「Friendchain」の開発を行うことを発表した。

同チェーンは、ブロックチェーンインフラプロバイダーのConduitと提携して開発され、同サービスが発行する暗号資産(仮想通貨)FRIENDがネイティブトークンとして採用される予定。

同サービスについての詳細は、今後数ヶ月間に渡って公開される予定となっている。

FRIENDトークン価格は、過去24時間で14%以上下落している。

不安定な関係が続く


フレンドテックは2023年8月、ブロックチェーンを活用した新しい分散型ソーシャルプラットフォームとして、コインベースが開発するBaseチェーン上に誕生した。

同サービスのユーザーは、「キー」と呼ばれるクリエイターの限定チャットやコンテンツにアクセスできる権利を売買することで、手数料収入や値上がり益を得ることができる。

また同サービスは5月、バージョン2(V2)へアップデートおよびFRIENDトークンの公開とエアドロップを行なった。

仮想通貨エアドロップの受取資格のあるユーザーは、FriendTechで10人以上のユーザーをフォローおよび1つのクラブ(キーを所有もしくは運営するコミュニティ)に参加することで請求できる。

しかし、同サービスとBaseの関係は、ローンチ当初から不安定だったという。

また、同じく分散型ソーシャルプラットホームを開発するFarcasterの投資家も、同サービスを誤解および激しく中傷してきたという。

この動きを受け、同サービスのRacer(仮名)共同創設者はこのほど、Baseを離れる意向を表明していた(執筆時点で該当のポストは削除されている)。

活動量が減少中


同サービスの預かり資産は、執筆時点で約960万ドルであり、Base上のランキングで20位前後を推移している。

しかしこのほど、活動量が低下しており、V2アップデートがあった5月前の水準となっている。

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