フレンドテック、Base撤退を取り止め|トークン価格は急落

Web3版SNSであるフレンドテックは4日、同サービスが発行するFRIENDトークンをレイヤー2ネットワークBaseから撤退しないことを発表した。
同サービスは6月、Baseチェーンを離れ独自チェーン「Friendchain」の開発および移行を行うことを計画していた。
この逆転のニュースにより、FRIENDトークンの価格は、過去24時間で-10%以上、過去1ヶ月で-70%以上下落している。
関係に緊張状態が続く
フレンドテックは2023年8月、新しい分散型SNSとして、コインベースが開発するレイヤー2ネットワークBaseチェーン上に誕生した。
ユーザーは、「キー(チャット閲覧権)」を売買し、手数料収入や値上がり益を獲得することができる。また、「クラブ」と呼ばれる限定コミュニティを形成し、クリエイターとファンとの交流も可能となっている。
同サービスは5月、バージョン2(V2)をリリースし、FRIENDトークンの公開および仮想通貨エアドロップも行なった。
しかし同サービスは、誕生当初から懐疑的な意見も寄せられており、Baseのチームとの関係も緊張状態が続いていたという。
そのため同サービスは、ブロックチェーンインフラプロバイダーのConduitと独自チェーン「Friendchain」を開発し、Baseから移行することを計画していた。
また、同チェーンでは、ガス料金や投票にFRIENDトークンが使用される予定であった。
プロトコル手数料を停止
また同サービスは、分散型取引所(DEX)のバニースワップ、クラブ、バージョン1(V1)から得られるプロトコル手数料をすべて停止した。
これにより、プロトコル上で発生する手数料の100%が、クリエイター、トレーダー、流動性提供者へ支払われるようになるという。
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