コインチェックIEO第4弾FPL、取引開始直後に急落

株式会社コインチェックは11日、同社のIEOプラットフォームCoincheck IEOの第4弾プロジェクトである仮想通貨ファンプラ(FPL)の取り扱いを開始した。
同社の取引所および販売所での取り扱い開始直後、価格は急落し、一時0.4円前後まで下落した。
高い需要の一方で価格は急落
FPLのIEOは25年10月21日から11月4日にかけて申し込みが行われた。申し込み総額は906億円、申込口座数は2万8523件に上り、倍率は9.06倍に達した。
IEOでの販売価格は1FPLあたり1.0円で、発行総数100億FPLのうち10%にあたる10億FPLが販売された。
しかし、11日正午に取引が始まると価格は急落し、一時は0.4円まで下落した。
これはIEO価格から60%安となり、国内IEOにおける上場後の価格維持の難しさを改めて示す形となった。
こうした傾向は、負の連鎖とも指摘されており、市場の構造的課題とされる。
音楽業界初のIEO、FPLの概要
仮想通貨FPLは、株式会社Fanplusと株式会社ファンプラが共同で開発したプロジェクトで発行された暗号資産(仮想通貨)だ。
アーティストとファンがつながり共創するWeb3経済圏の構築を目的としており、音楽業界で初のIEO事例として注目を集めた。
このトークンはFanplaシステム上で、決済、投票、ステーキングなどに使えるユーティリティトークンとして機能する。ERC-20規格に準拠しており、総発行上限は100億枚に設定されている。
今回のFPL上場により、コインチェックが取り扱う仮想通貨は全36銘柄となった。
事前の需要と対照的な価格動向は、国内IEO市場の課題を浮き彫りにする事例といえる。投資家にとっては、仮想通貨長期保有など投資戦略の見直しも求められる局面となった。
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