1/23ソラナ価格分析|方向感に欠ける展開、120ドル攻防の行方は

ソラナ(SOL) 価格分析
暗号資産アナリスト
監修
最終更新日: 
免責事項:本記事の価格予測は、入手可能なデータやトレンドに基づいたCrypto News Japan独自の相場分析を示したものであり、投資アドバイスを構成するものではありません。暗号資産は変動が激しく、将来価格の確実な保証はできません。資金の一部または全額を失う可能性があることを理解した上で、必ずご自身の調査およびリスク許容度に基づいて投資判断を行ってください。

ソラナ(SOL)は23日、24時間比で1.2%安となる128ドル前後で推移している。

市場では強気・弱気双方の材料が交錯しており、相場は不透明感の強い局面に入っている。

価格アクションは明確な方向感を欠く一方、下値水準では堅調な買い意欲が観測されており、重要なサポートゾーンを巡る攻防が継続中だ。

こうした中、ナスダック上場企業による大規模な実需を伴う動きが確認されており、ミームコイン主導とされてきた市場構造に新たな厚みを加えつつある点は注目に値する。

ソラナがユーザー数69%増|BisonFiが牽引

まず注目すべきはエコシステムの活況だ。

Artemisのデータによれば、ソラナの週間アクティブユーザー数は1月第1週の290万人から、先週時点では490万人へと急伸。実に69%もの増加を記録した。

この流動性を牽引しているのが、DEXにおける取引高の急増(前週比43%増)にある。

特筆すべきは、新たなAMMプロトコル「BisonFi」の躍進だ。

ソラナ最大のデジタル資産トレジャリーであるフォワード・インダストリーズの支援を受け、機関投資家層をターゲットとしたこの新興プラットフォームは、DeFi Llamaのデータにおいて24時間取引高11億ドルを記録。

週間ベースでは40億ドルを超え、HumidiFiやPump.funといった既存のトッププロトコルに肉薄する支配力を見せつけている。

さらに、個人投資家を中心としたミームコインやAIトークン市場の熱気も冷めていない。

Pump.funの手数料収入は過去3週間で増加の一途を辿り、AIトークンに特化した新規ローンチパッド「Bags」は、週間取引高で10億ドルを突破。

LetsBonk.funやMeteoraといった既存プレイヤーを凌駕する勢いを見せている。

ナスダック企業が主導するソラナの構造変化

ソラナエコシステムにおける機関投資家の関与が、単なる出資レベルを超え、バランスシートそのものに波及している点も見逃せない。

フォワード・インダストリーズは、12月中旬以降、SOLの保有量を697万枚以上にまで拡大させたことが明らかになった。

同社は2025年9月に財務戦略としてソラナの蓄積を開始して以来、ステーキング報酬だけで13万3450 SOL以上を生み出し、1株あたりのソラナ保有量を複利的に増加させている。

さらに衝撃的なのは、同社が「株式を直接オンチェーンで提供する初の公開企業」となったことだ。

これはソラナブロックチェーンを活用した業務拡大の一環であり、ビットコイン(BTC)以外のデジタル資産に対する機関投資家の新たな資金流入を象徴する動きと言える。

前述した機関投資家向けAMM「BisonFi」の躍進も、この文脈で捉え直すと、単なるDEXの流行ではなく、構造的な資金シフトの一端であることが分かる。

ナスダック企業による株式オンチェーン化と巨額保有は、中長期的には極めて強力な強気材料だ。

足元ではミームコイン需要と機関投資家需要という二つの異なる潮流が入り混じり、価格形成を複雑にしているが、底堅い需要が相場を支える構図に変化はないだろう。

【1月23日最新ソラナ価格分析】正念場の120ドル攻防と今後のシナリオ

続いて、ソラナの週足および日足チャートを基に、現在の市場トレンドを精査し、今後の中期・短期における価格動向の見通しを詳しく分析する。

週足分析|長期上昇トレンドの変調と下値模索

SOL週足チャート

出典:TradingView SOL/USD 週足(2022年~現在まで)

週足チャートを大局的に俯瞰すると、2023年末のゴールデンクロス(20週線が100週線を上抜け)を起点とした強力な上昇相場は、2025年1月に記録した295ドルをもって一巡したと見るべきだ。

特筆すべきは、2025年11月からの調整局面において、長期間サポートとして機能していた100週移動平均線を割り込んだ点にある。

これは長期保有者(ガチホ勢)の支えが弱まり、需給バランスが悪化していることを示唆。

RSI(相対力指数)も39近辺と弱含んでおり、上昇モメンタムの欠如は明らかだ。

現在は120ドル~145ドルのレンジ内で推移しているものの、チャート形状は依然として下落圧力が強い。

週足終値ベースで120ドルの節目を死守できるかが、心理的防衛ラインである100ドル付近への急落を回避するための絶対条件となる。

日足分析:デッドクロス下の攻防と反転への糸口

SOL日足チャート

出典:TradingView SOL/USD 日足(2025年6月~現在まで)

時間軸を日足に落とすと、より緊迫した売り手優位の構造が浮き彫りになる。

2025年9月の戻り高値(250ドル近辺)をピークに上値を切り下げており、短期線(20日)が長期線(100日)を下抜けるデッドクロスの発生以降、戻り売り圧力が支配的だ。

年初には一時的な市場回復に伴い反発を試みたものの、20日移動平均線がレジスタンス(上値抵抗)として機能し、再び120ドル台へと押し戻された。

RSIは42付近と、売られすぎ水準の手前で方向感を模索している。

しかし、希望がないわけではない。現在の価格帯である110ドル後半から130ドルは、過去の急落局面で何度も相場を支えた実績のあるサポートゾーンだ。

この水準での底堅さが確認されれば、押し目買い意欲が喚起され、短期的には140〜150ドルを目指すトレンド回帰への道が開ける。

逆に、この最終防衛ラインが決壊すれば、100ドル割れを見据えたダウンサイドリスクが一気に高まることになる。

今後のソラナ相場展望と要点

  • 120ドル水準の死守が絶対条件:週足・日足ともに120ドル付近が生命線となっており、このサポートを維持できるかが短期的なトレンドを決定づける。ここを割れば100ドルまでの下落余地が生じる。
  • 戻り売りの圧力に注意:仮に反発したとしても、頭上には移動平均線が控えており、140ドル~150ドル付近では強い戻り売りが予想される。本格的な上昇転換には、これらを明確に上抜けるパワーが必要だ。
  • レンジ相場継続か、ブレイクか:当面は110ドル後半~145ドルのレンジ推移が濃厚。RSI等のオシレーター系指標が好転し、明確な底打ちシグナルが出るまでは、慎重なエントリーが求められる局面である。

200万人+

月間読者数

250+

ガイド、レビュー記事

8年

サイト運営年数

約70人

国際的な編集チーム
editors
+ 66人
Crypto Newsでは、投資経験のレベルに関係なく、誰でも暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン、Web3について理解できるよう、分かりやすい情報提供を心がけています。また、2017年に設立して以来、Crypto Newsは仮想通貨業界の信頼できる多言語ニュースをお届けしています。

注目のICOコイン

先行販売中の注目トークンをチェック ── 今が狙い目の有望銘柄も。

マーケットキャップ

  • 7日
  • 1ヶ月
  • 1年
時価総額
$3,131,692,893,371
-7.06%
トレンドの仮想通貨

注目記事

プレスリリース
FX×仮想通貨で稼ぐ|AI自動取引のVortex FXが2月DEX上場へ
2026-01-23 18:13:52
ビットコインニュース
Bybitが日本居住者向けサービス終了へ|2026年7月に完全撤退
Daisuke F.
Daisuke F.
2026-01-23 17:47:01
Crypto News in numbers
editors
筆者リスト + 66人
200万人+
月間読者数
250+
ガイド、レビュー記事
8年
サイト運営年数
約70人
国際的な編集チーム