ANAPがビットコイン70枚追加購入|世界保有ランキングは45位

東証スタンダード上場のアパレル大手ANAPホールディングスは21日、連結子会社を通じてビットコイン(BTC)を追加購入したと公表した。
発表によると、追加購入量は70.4485BTC、購入金額は約10億円。これにより、グループ全体のビットコイン保有量は合計で1417.0341BTCとなった。
また、これまでの累計取得金額は約209億5000万円に達しており、1BTCあたりの平均取得単価は約1479万円となっている。
ビットコイン保有ランキング上位を目指す新目標
同社は今回の追加購入の発表に合わせ、新たな目標を掲げた。2026年8月末までに、ビットコイン保有量で世界トップ35位以内に入ることを目指す。
データサイト「BitcoinTreasuries.NET」によると、現時点で同社の世界ランキングは45位。
現在35位に位置するのはカナダのビットファームズで、保有量は1827BTCとなっている。
ANAPが目標を達成するには、現保有量に加えて約410BTCの追加取得が必要となる計算だ。
国内上場企業との比較では、ANAPの保有量はメタプラネットやネクソン、リミックスポイントに次ぐ規模となっている。
日本企業全体の保有量は約4万1144BTCに達し、市場供給量の約0.2%を占めるまでに拡大している。
ANAPの財務戦略と今後の展望
ANAPはビットコインについて、法定通貨、特に日本円に対して中長期的に構造的な強さを持つ資産と位置づけ、財務戦略の柱として保有を継続する方針を示している。
同社は「ビットコイン・エコシステム・カンパニー」を自称し、保有を続けるだけでなく、企業向けの導入支援を行う「ANAPビットコイン道場」を展開。
技術面ではブロックストリーム社と提携するなど、周辺事業の強化も進めている。
足元の財務状況については、1月20日時点の価格に基づくと約6億5650万円の含み損が発生している。今期については、約18億7500万円の評価損を見込んでいるという。
企業による大規模なビットコイン購入戦略は、米国のストラテジーなどが先駆けて行っており、ANAPの動きはその流れを踏まえたものとみられる。