コインベース、新型ビットコイン「cbBTC」をソラナ展開か

ビットコイン(BTC) 仮想通貨
暗号資産ジャーナリスト
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大手暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベースは20日、同社が発行するcbBTCをソラナ(SOL)ブロックチェーンへ導入を検討していると明かした。

同社のシンガポール責任者ハッサン・アーメド氏は、ソラナ財団が20日と21日にシンガポールで開催したイベント「Solana Breakpoint 2024」のセッションで以下のように述べた。

「当社は最近、Base上でcbBTCをリリースしました。しかし当社およびユーザーは、ソラナも気に入っています。」

しかし、いつcbBTCトークンがソラナ上で利用できるようになるのかの詳細な予定は分かっていない。

「cbBTC」とは?


「cbBTC」とは、コインベースが13日にイーサリアム(ETH)および同社発のレイヤー2「Base」上で公開した仮想通貨だ。

ビットコイン(BTC)と1:1で裏付けられており、分散型金融(DeFi)へBTCの流動性の提供や担保として利用したいユーザーが対象となっている。

同トークンの時価総額は、執筆時点で1億6000万ドルを超えている。

今後は、他のブロックチェーンにも拡大する予定であることも言及されていた。

関連:コインベース新トークンcbBTC|初日で時価総額1億ドル突破

ラップされたビットコインの最大手は、BitGoが提供するWBTCとなっている。しかしWBTC先日、管理権の分散化が行われ、一部で批判が集まっていた。

関連:BitGo、WBTC保管の分散化へ|ジャスティン・サン関与へ批判

ソラナへのビジネス展開


ソラナへ自社のビジネスを展開を進める取引所や企業は、コインベースだけではない。

世界最大級の仮想通貨取引所を展開するバイナンスは、12日にSOLのリキッド・ステーキング・トークン(LST)「BNSOL」を発売した。

BNSOLは、SOLのステーキング利回りを獲得しながら、DeFiなどでの利用が可能になる仮想通貨だ。

ソラナのリステーキングプロトコルである「Solayer」が開発に協力している。

関連:バイナンス、ソラナLST「BNSOL」を発売|Solayerも協力

また、バイビットやビットゲットも、それぞれソラナLSTである「BBSOL」と「BGSOL」を発表している。

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