Cboe、初のミームコイン&NFT複合ETFを申請|米SECに新風

米証券取引所のCboe BZX Exchangeは7日、投資運用企業Canary Fundsと共にミームコインとNFTを組み合わせた新たなETFの承認を求める修正版の申請書を米SECに提出した。
この動きは、デジタル資産への関心が高まる中で、より多様な暗号資産(仮想通貨)関連商品の登場を示唆するものだ。
これは、機関投資家と個人投資家の双方に新たな選択肢を提供する。
ミームコインとNFTを融合した画期的なETF
申請されたCanary PENGU ETFは、ソラナ(SOL)基盤のミームコインであるPENGUと、イーサリアム(ETH)基盤NFTのPudgy Penguinsを組み合わせた商品だ。
計画では、ファンドの資産の80~95%をPENGUに、5~15%をPudgy Penguin NFTに割り当てる。
また、取引手数料の支払いなどのため、少量のソラナとイーサリアムも保有する予定だ。
PENGUは、完全希薄化後評価額が7億4500万ドル、1日の取引高が1億2400万ドルに達するなど、市場で高い関心を集めているミームコインだ。
このETFは、ミームコインとデジタルアートという2つの異なる資産クラスへのエクスポージャーを投資家に提供することを目的としている。
米SECの承認に向けた規制上の課題と市場の期待
このETFは、デラウェア州法定信託として組成される。
米SECのリスク許容度を満たすため、ステーキングや仮想通貨の分配といった複雑な仕組みを避けている。
取引は現金ベースで行われ、厳格な資産配分を維持することで、規制当局の懸念に対応する。
運用面では、純資産価値は毎日米国東部時間の午後4時に算出され、日中表示価格は取引時間中に15秒ごとに更新される仕組みだ。
これにより、投資家は常に最新の価格情報を得ることができる。
現在、トランプ政権がデジタル資産分野における米国のリーダーシップを強調しており、こうした規制環境が承認への追い風となる可能性も指摘されている。
しかし、詳細なリスクや運用体制を記した登録届出書は依然として審査中であり、承認プロセスには数ヶ月を要する見通しだ。
今回の申請ニュースは市場に受け入れられ、PENGUの価格は2%上昇した。
承認されれば、特定のブロックチェーンに依存しないミームコインとNFTを組み合わせた初のETFとなる。
これはミームコイン市場における新たなマイルストーンとなる。