バイナンス創設者が語るBNBの未来、イーサリアムへの影響は?
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バイナンスのチャンポン・ジャオ創設者は24日、東京で開催された設立5周年を迎えるイベントBNB Dayに登壇し、BNBチェーンの将来ビジョンについて語った。
ジャオ氏は、自身の役割を開発者を励ます応援団長と位置付け、BNBチェーンの運営が自らの直接的な関与によるものではなく、あくまでコミュニティ主導で進められていることを強調した。
現在、BNBチェーンでは4000を超えるdAppsが稼働しており、そのエコシステムは着実に拡大している。
DEXの台頭とAIの役割、イーサリアムの今後への影響
ジャオ氏は、今後の暗号資産(仮想通貨)市場においてDEXの取引高がCEXを上回る可能性があると指摘した。
その根拠として、過去にハイパーリキッド(HYPE)のようなDEXが一時的にコインベースなど主要CEXの取引高を超えた事例を挙げている。
さらに同氏は、この変化を加速させる要因としてAIの役割を強調。AIを搭載した取引エージェントがDEXの操作を簡素化し、効率性を高めることで、個人ユーザーの利用拡大につながると述べた。
こうした潮流はBNBチェーンにとどまらず、スマートコントラクト基盤の代表格であるイーサリアムの今後にも大きな影響を及ぼすとみられる。
自己管理型ウォレットやトラストレスなシステムへの需要が高まる中、CEXの優位性は徐々に揺らいでいる。ジャオ氏はまた、プライバシー重視の分散型デリバティブ取引所などの技術革新が、市場シェア拡大の鍵になると分析した。
ジャオ氏が語る仮想通貨の未来
ジャオ氏は、DEXの台頭に加え、今後の仮想通貨市場を大きく変革し得る3つの分野を挙げた。
第一に、AIとブロックチェーンの融合だ。同氏は「もし自分が20歳若ければ、AI取引エージェントとプライバシー重視の分散型デリバティブ取引所を開発するだろう」と述べ、AIの潜在力を強調した。
第二に、現実資産(RWA)のトークン化だ。まだ初期段階ながら、デジタル化が進むことで大きな拡張性が期待されている。
第三は、仮想通貨を公開市場でより広く活用する仕組みとして注目されるデジタル資産財務(DATs)だ。
ジャオ氏は「DeFiこそ未来だ」と強調し、DEXの成長はステーブルコインやRWAプロトコルの普及と密接に結びついていると説明した。
さらに、日本にBNBチェーン専門チームを設置し、規制の明確化や技術エコシステムを活用しながら、AIやロボティクス分野の開発者を呼び込む方針も示した。
柴犬モチーフの最新ミームコイン登場

ジャオ氏が示した技術革新とコミュニティ主導のエコシステムの構想は、DeFiやAIといった先端分野にとどまらず、コミュニティの熱量を背景に成長を続けるミームコイン市場にも表れている。
そして現在、7月30日にプレセールを開始したMaxi Doge(MAXI)という新しいプロジェクトが注目を集めている。
Maxi Dogeは、柴犬をモチーフにジムカルチャーやトレーディング要素を組み合わせたユニークなブランディングを展開しているミームコインだ。
ホワイトペーパーによると、将来的に先物やレバレッジ取引に対応する専用プラットフォームの構築を計画しており、さらにステーキング機能やトレード競技の導入により、従来のミームコインにはない実用性を打ち出している。
現在進行中のプレセールでは、すでに160万ドル超を調達し、投資家の支持を拡大中だ。多くの投資家が早期にMAXIトークンを購入している背景には、高利回りのステーキング報酬やアルトコインシーズンを意識した戦略的なローンチ時期がある。
さらに、プレセール終了後には主要取引所への上場も予定されており、Maxi Dogeの将来価格は現行のプレセール価格を上回ると予想されている。そのため、初期投資家は上場後の上昇局面でキャピタルゲインを得られる可能性が高い。
ジャオ氏が指摘するように、技術の進展が新規プロジェクトを後押しする中で、Maxi Dogeのような独自のコンセプトを持つ銘柄は、今後さらに市場で存在感を強める可能性がある。
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