12月21日の仮想通貨ニュース|メタプラネット米国ADRの取引開始

ビットコイン財務企業のメタプラネットは19日、米国市場向けスポンサー付き米国預託証券(ADR)の取引を開始した。
米国市場での取引環境を整備
メタプラネットは、預託銀行としてドイツ銀行トラストカンパニーアメリカズを指定した。
新設されたADRプログラムは米国の店頭市場OTCで取引され、ティッカーはMPJPY、原株との交換比率は1対1となる。
これまでメタプラネット株はスポンサーなしADRとして流通していたが、公式プログラムの設立により、米国投資家はより安全かつ効率的な取引が可能となる。
特に機関投資家にとっては、規制対応や保管体制の明確化が大きな利点となる。
同社は従来、決済インフラや流動性の制約が一部投資家の参入障壁になっていたと説明してきた。今回の取り組みは、こうした課題を解消し、米国からの資金流入を促すことを目的としている。
原株の保管銀行には三菱UFJ銀行が指定され、体制面でも伝統的金融機関の関与が強化された。
ドイツ銀行および三菱UFJ銀行といった大手金融機関の参加は、同社の資本市場戦略が既存の金融システム内で信頼を獲得していることを示しており、取引コストの抑制や決済効率の向上にもつながる。
メタプラネットは現在、3万823BTCを保有している。この保有量は世界上場企業の中で四番目の規模を誇り、日本のストラテジーとしての地位を確立している。
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